なんと風俗で月収100万円、でも税金を払っていないオンナの末路とは

元国税局職員 さんきゅう倉田です。吉本で芸人をしています。

 

闇営業ニモマケズ、所得隠シニモマケズ、東に媒体があれば記事を書き、西に講演会があれば行って話をし、南に出演依頼があれば行ってためになることを言い、北に取材があれば「税金は会費だよ」と言っています。

 

働き方は多様化した。そして起きる税の齟齬

東京で仕事をしていると、様々な働き方の人と出会います。

 

会社員だけど副業でライターをしている人、フリーランスとして複数の業種にまたがって仕事を受注している人、SNSに写真を投稿して莫大な富を得る人。ぼくが社会人になった頃には、そのような働き方はなかったと思います。

 

政府は副業を推奨し、副業を許可する大手企業も増え、多様な働き方により、人々の収入の基となる行為は複雑化しています。みなさん、それぞれの「得意」や「好き」を活かしてお金を稼いでいますね。

 

自分と同じくらいのステージにいたと思っていた知人が、急にお金を稼ぎ、羽振りが良くなって自慢をしてくることもあるでしょう。それに対し、称賛をする人もいれば、妬んだり嫉んだりする人もいます。

 

ぼくの知人の女性は、親しかった友人A子さんが離婚を機に働き始め、心配しているそうです。それは、働いている場所が性風俗店で、源泉徴収がなかったから。「風俗はたくさん稼げるし、税金もないんだよ」と自慢されたそうです。

 

性風俗店で働き始めた友人を待ち受ける「税の困難」

短大を卒業して、すぐに結婚したA子さんは、一度も働いたことがありませんでした。25歳で離婚し、現在は4歳になる子供がいます。お金のことがよく分からず、請求していないので、養育費は全くもらっていません。

 

シングルマザーで、長時間の勤務ができないので、性風俗店で働くことにしました。半年ほど働いていますが、月収は最大で120万円。少ないときでも、60万円は稼ぐことができます。さらに、給与から源泉所得税が天引きされません。

 

源泉所得税が天引きされないということは、翌年の住民税も天引きされないでしょう。A子さんは、おそらく確定申告もしません。健康保険や年金はどうするのでしょうか。さらに、子供の教育上の問題もあります。

 

職業に貴賎はないので、風俗店で働くのは本人の勝手です。が、納税をしない人が子供が悪いことをしたときに叱っても、説得力がないのではと思います。

 

子供のいたずらと無申告なら、無申告のほうが罪深い。

 

また、保育園や幼稚園に収入を証明するときは、どうするのでしょうか。源泉徴収票もなければ、確定申告書の控えもない。もちろん、納税証明書ももらえません。

 

そもそも、その友人は実在しているのか?税の話に潜む暗い影

ぼくは、知人から、「A子は大丈夫かな?税務調査とかされるのかな?急に、税金払え!って差し押さえとかされるのかな?」と相談されました。

 

個人的な税務相談ではありませんが、念の為「どうだろう、ぼくにはわからないな」と答えておきました。

 

知人の雰囲気からは、A子さんが無申告であろうが、それを後から追徴されようが関係ないと思っているように感じました。まさか、月収が100万円を超え、税金も払わなくていいというA子さんの話を聞いて、「ズルい!」と思っているのでしょうか。

 

しかし、わざわざぼくに連絡をしてくるほど、友人を心配するものなのでしょうか。

 

本当はA子さんなんて存在せず、自分のことを話しているのかもしれません。

 

彼女もシングルマザーです。未婚ですが、小学生の子供がいます。何の仕事をしているのかは知りません。昔は、「派遣で事務をやっている」と言っていましたが、親子ふたりで、将来のために貯蓄しようと思ったら、生活はぎりぎりでしょう。もっと、収入の高い仕事を求める可能性は十分にあると思います。

 

しかし、いざ働いてみると、給与から源泉徴収されず、確定申告をしていいのかどうかも分からない。不安になって、久しぶりにぼくに連絡してきたのかもしれません。

 

税金を「払わなくていい」仕事はこの世にない

世の中には、源泉徴収をしてくれない勤務先があります。だからといって、税金を払わなくて良いわけではありません。

 

自分で確定申告をして納税し、年金や健康保険も未払いであれば、手続きをしなければいけません。

 

税務調査や税務署からのお尋ねに怯えて暮らすなんて、嫌ではありませんか。いつだって、子供に誇れる親であってほしいと思います。

 

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