
育ちの悪さが○○の汚さで丸わかり?年収3000万円を超えた成金が急に言い出すこと
ぼくが国家公務員を辞めて、吉本興業で芸人になって、11年が経ちました。
まさか、ありとあらゆる営業と講演会が中止になって、大きく売上を減らす日が来るとは思ってもみませんでした。
不倫さえしなければ永遠に安泰だと思っていました。自分が正直に生きていても、不測の事態により、状況が一変することがあるんですね。
ただ、そのリスクがあるから、大きなリターンを得たときの喜びが増すといえるかもしれません。
人がお金持ちに「なる」典型的な3つのルートって?
フリーランスとして、たくさんの人と交流することが大切だと思っています(理由は、また別の機会に)。だから、友人と遊ぶより、1度しか会ったことのないような人と会食に行くことを優先しています。
友人との予定をキャンセルすることはありませんが、いまはそもそも会う約束をしないようにしています。
様々な業種の人と会食に行きますが、そのうち一般的に「お金持ち」と言われるのは5人に1人くらいだと思います。
年収が1000万円以上の人は、働く人全体の4.6%、約20人に1人なので、お金持ちとエンカウントする機会はやや多いのかもしれません。
人がお金持ちになる経緯は、3種類に分けられると思っています。
一つ目は、生まれた瞬間にお金持ちになる人。親がお金持ちで、その資産を引き継げる人です。
二つ目は、たくさん勉強して、お金持ちになる人。一般的に言われる“良い”会社に入って出世して高給取りになるとか、お金が稼げる資格を取るとか、画期的な商品やサービスを提供するとか、自己研鑽や知能でお金持ちになる人です。
三つ目は、たまたま成功して、富を得た人です。誰もやらないような仕事を人並みに頑張った人や向いている性格だったために大きなリターンを得られるようになった人、とてつもなくリスクを取った人の中の一部がこれに当たります。
たまたま成功した人は、歯が汚い
基本的に、三つ目の人は不摂生です。未だにタバコを吸いますし、お酒も浴びるように飲みます。
文化的なことに興味もなく、活字を読んだり芸術に触れたり料理をたのしんだりしません。お金持ちになっても、やっていることは昔と変わらないのです。
ぼくは、そういう人かどうかを歯で確認しています。先天的にちゃんとした人なのか、後天的にお金持ちになってちゃんとしようとしているのか、歯の美しさで判断します。
イタリア製のオーダースーツを着て、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計をはめていても、歯並びが悪く、歯茎がくすんでいたら、少し警戒するようにしています。
そんな三つ目の人が共通して言う台詞があります。
「店員に強く当たるな」
「店員に強く当たったらダメだ。優しくしないと」と三つ目の人たちが、会食中に言うのを何度も聞いたことがあります。
一つ目や二つ目の人たちがそう言うのは、聞いたことがありません。必ず、三つ目の人だけが言います。いろいろな人が言うのなら、何も感じなかったと思います。でも、三つ目の人たちだけが言うんです。ぼくは、彼らの店員さんに対する考え方に興味を持ちました。
もともと、悪質な振る舞いをしていたから
ぼくの感覚では、飲食店の店員さんに横柄な態度を取るのは、若者とかサービス業に対して敬意を払わない中年の人だけだと思っています。丁寧に接するのが普通です。
店員さんは友達ではないし、機嫌を損ねて飲み物や食べ物に異物を混入されるリスクを考えたら、生卵みたいに優しく扱う必要があると思います。
でも、三つ目の人たちは、店員さんに横柄にしていた過去があるのでしょう。そして、それを強く反省している。もう、そんな態度は取らない、と意識しているのでしょう。だから、わざわざ口に出すし、他人にも求めるのだと思います。
そもそも店員さんに敬意を払って生きてきた人たちは、それが自然なので、他人にわざわざ言うようなことはありません。
「息を吸った後は、吐いたほうがいいですよ」とは言いませんよね。そう言うのは、今まで息を吐いたことがなかった人だけです。
誰かが「店員に優しくしろ」と言っているのを見たとき、ぼくはその人の過去に思いを馳せて、グラスを傾けています。
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今すぐお金持ちになることはできないが、お金持ちのしていることを真似ることはできる。
中でも、「はじめる」のではなく「やめる」ことなら、たぶんできる!(保証はないけど)
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