資産10億のお金持ちのびっくりする「教育」とお金の背水の陣

元国税芸人のさんきゅう倉田です。大学を卒業して、東京国税局に入って、辞めてから芸人になりました。

今でも税金の勉強をしていて、新しいルールや既存のルールの根拠となった裁判を調べています。そういう話を経営者の団体などで話すと、とても喜んでいただけます。そして、喜んでいただいた分だけ、お金持ちの失敗や成功の話を取材させてもらっています。

どこからがお金持ちなのかは置いておいて、お金持ちが失敗した話は、非お金持ちに人気があるようです。今回は、資産が数十億のお金持ちから聞いた、資産数億のお友達の話。

 

子どもは幼稚園、または小学校から大学まで一貫の私立へ

まず、数十億円の資産があるお金持ちの、子の進学に関するコメントです。

 

「若干裕福で学歴コンプレックスを持っている親が、子どもを私学に通わせるパターンはよくある話ですが、色々な意味で背伸びをしているため、少しでも親の商売が立ち行かなくなると高額な学費の支払いが負担となります」

 

数十億円も資産があると、数億円の資産の人は「若干裕福」なんですね。

 

歴史を遡れば、一代で財を成した経営者の中には、中学卒業後に丁稚奉公をし、独立して成功した方が大勢います。

 

現在でも、中学卒業後すぐに働き始め、裕福になった方は少なくありません。そういう方の全員とはいいませんが、一部は、自分が恵まれなかった分、子どもには整った環境で勉強をさせてあげたいと考えるようです。

 

ぼくも、神奈川県内でカエルを捕まえたりバッタを捕まえたりしながらあまり勉強せずに育ちましたが、やはり子どもには自分より恵まれた環境で勉学に励んでほしいと思います。

 

若干裕福な方も、教育にお金を惜しまず、子どもを私立の小学校に入れます。

 

私立の学校では、授業の質が担保されるだけでなく、同じくらいの所得階層の親を持つ子どもでクラスが構成されていることで無用なトラブルを避けられるというメリットもあります。

 

そういえば、超有名な俳優さんのお子さんが、インターナショナルスクールに通っているという話を聞きました。外国人の子も多く、タレントの娘だからといって、良い意味でも悪い意味でも特別な扱いを受けることがないそうです。

 

ぼくは、その学校の先生と知り合いですが、彼女は個人的に家庭教師もするようになり、俳優さん家族の海外旅行にも同行しています。

 

日本の一般的な学校ではあり得ないことですので、考え方が大きく異なることがわかります。

 

このインターナショナルスクールの学費は、著しく高額です。有名ではない、ただ裕福な人であれば、一般的な私立の学校で十分かもしれません。

 

それでも、永遠に事業が成功していれば問題ありませんが、衰微すれば、途端に学費の支払いは厳しくなる。ましてや、少し背伸びをして私立に入学させたことで、生活費の捻出が困難になることもあります。

 

お金持ちもママ友との付き合いで無理な支払いをする

同じ数十億円の資産があるお金持ちの、お付き合いのお話です。

 

「学校のママ友の手前、旦那の会社の経営が厳しくなって役員報酬を減額されても、生活レベルを落とすことが出来ません。

 

もともと裕福でなくとも、一度そうなるともう質素な生活をすることは難しいと思います。高額な住宅ローンもあるので、固定費を減らすのも限界があり、行きつくところはママ友連中からの借金。

 

食事や行事にかかった代金を立て替えてもらうところから始まり、少しずつ用立ててもらって返さない、という話を奥さんから聞きました。

 

学校でも問題となって、子どもの通学が困難になり、結局地元の公立へ転校させた人を何人か知っています」

 

とあるアンケートによると、子供の転校の理由第一位は「親の転勤」で、293位は「親の会社の倒産」なのだそうです。身の丈という言葉は大事ですね。子供のためを思って、私立に入学させる気持ちは分かりますが、親が無理をすることによって、子供が可哀そうな立場に追い込まれることは、お金持ちのあるあるといえます。

 

お金持ちのママ友の中では「旦那の商売や勤務先、年収を気にするママには気を付けろ」が合言葉になっており、旦那が副業でウーバーイーツの配達を始めたことも、すぐに周知されたそうです。

 

いざとなったら生活レベルを落とす覚悟を持って、子どもにとって最善の選択をしなければいけないと考えさせられました。

 

 

お金の有無より「しっかり育てる」ことが大切

そんなリスクを背負ってでも伝統私立校に子どもを送り込む「成金」のもう一つの狙いは、

自分が持っていない「お育ちのよさ」を子どもに装備させること。

そのため敢えて背伸びをするそうです。そんなことより、もっと大切なこともあると思いますが。

たとえば、お金持ちは、怒りません。

人生を鷹揚に捉える、他人を否定しない、身繕いをきちんとしている、

必要な分野についての勉強をコツコツ続ける、生活リズムを維持できる。

そんなお金持ちの類型を抽出して、電子書籍を出版しました。

アマゾンのkindle unlimitedにも収録されているので、利用者なら実質無料で読めます。↓書影クリック

こちらから>>>『お金持ちがしない42のこと』(主婦の友社)

 

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