
【ヘアオイル】の付け方、9割の人が間違ってるって本当!? ヘアオイルの本当の役割とは(後編)
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水から髪を守るためには
星「ええと、少しでも水分があるとキューティクルが開いてしまうわけだから…」
篠原さん「そう、だから、カンペキに水分から髪を守る必要があるんです」
星「一体どうやって…?」
篠原さん「それはね、水と反発するものを使えばいいんですよ」
星「水と反発… なるほど、そこでオイルなんですね!」
篠原さん「はい。昔の人は椿油をつけていましたよね。電子顕微鏡がない時代でも、感覚的に油をつけることが良いと知っていたんですね」
オイルを使って水分から守るしくみ
篠原さん「身近なドレッシングを使って説明しましょう。ドレッシングを振って混ぜても、時間がたつと分離しますよね。これは分子の性質が関係することなんです」
篠原さん「水の分子も油の分子も引き合う性質があります。水は水と、油は油と引き合うのです」
星「水の表面張力も、その性質のおかげなんですよね…。引き合うから水がいっぱいになってもこぼれない」
篠原さん「その引き合う力が、油よりも水の分子の方が力が強いんです。引き合う力が同じだと混ざる性質があります」
原理を知ればカンタン。オイルが水分を弾いてくれる!
篠原さん「なので、オイルと水は混ざりません。髪を水分から守るヒントはここにあります…。ヘアケアの最大の敵である『水分』をオイルが弾いてくれるんです」
星「なるほど!! パサパサな髪から…うねる髪から…広がる髪から、守ってくれるのが…」
篠原さん「ババババーーーン!そう!『オイル』なんです!」
星「じゃあ、濡れた髪にオイル塗ってたのは間違いだったんですね」
篠原さん「そうです。オイルは、乾いた髪に塗りましょう!」
星「今日からそうします! ありがとうございました!」
次回 乾かす前にオイルをつけてはいけない3つの理由
★髪のツヤシリーズ
第一章:髪のツヤの正体を知る
第二章:ヘアケアの敵は潤い!?
第三章:←本記事
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