顔のたるみは老け印象の最大要因！毎日簡単にできる「えがお®体操」
ほうれい線の溝が深くなってきたら初期エイジングのサインと言われますが、しわやシミだけでなく、フェイスラインのたるみが出てきたころはエイジング悩みも深まるというものです。
今後「お酒の飲み過ぎで顔がむくんでいるのかなぁ」と思っていたけど、気づけばそれはむくみではなく“たるみ”だった！なんてことにならないよう、今回はえがお体操®開発者の室屋佳子さんから直伝していただいた「えがお体操®」の一部をご紹介します。
■そもそも「表情筋」って何？
「表情豊かになりたい」とか「表情が暗い」とか“表情”というキーワードはよく使いますが、“表情筋”ってあまり耳慣れないですよね。
表情筋とは、顔にある筋肉のことで、その数は30種類以上と言われています。それらの筋肉が相互的に動くことで喜怒哀楽などの表情が生まれることから“表情筋”と呼ばれています。
表情筋は笑うなどの表情を作るだけでなく、目を開いたり口を動かして食事をしたりなどの運動にも関わっています。美容的側面としては、表情筋を鍛えると、顔の筋肉が引き締まり、表情にメリハリが出るとも言われています。
次の項目では、さっそく誰でも簡単にできる「えがお体操®」を2つご紹介します。
■頬のたるみには「アゲアゲ体操」
① 一旦無表情になります
② 右の口角を目尻の方へ引き上げるようにゆっくり動かします
③ 5秒間キープ
④ ゆっくり元の位置に戻します
⑤ 左側も同様に行います
顔の面積の中で頬が占める割合は大きい“頬”。この部分をしっかり柔軟に動くようにすることで、豊かな表情や輝く笑顔のステージアップが可能になります。
口角から目尻に向かってある筋肉を“小頬骨筋”といいます。笑顔に効果があるのはもちろんですが美容的効果も忘れてはいけません。
この「アゲアゲ体操」は頬のたるみを抑え、引き締める効果があります。小頬骨筋はサスペンダーの役目がある筋肉ですので、この筋肉が緩んだり弱まったりすると、たるんでしまいます。しっかり動かして、鍛えることにより柔軟になります。（室屋さん）
■美しい首元を作る「アイーン体操」
① 背筋を伸ばします
② 斜め上に視線を上げるように顎を上げます
③ 下あごを前に出すようにゆっくり動かします
④ 5秒間キープ
⑤ ゆっくり元の位置に戻します
ご年配の方に見られる首元の細かなしわは、首回りの筋肉が痩せてきてしまいできてしまうしわです。首はその人の若々しさを表す場所。また、あごの下に続いている筋肉のため、フェイスラインにもいい効果が期待できます。
「アイーン体操」は美しい首元を保つために効果のある体操です。続けることで、より美しい首元をキープしましょう。
いかがですか？いずれも簡単にできるフェイササイズですよね。気がついた時にやってみることから始めてみてはいかがでしょうか。
教えてくれたのは……
表現力プロデューサー 室屋佳子先生／「表現力アップBrilliantブリリアント」主宰、えがお体操®開発者。http://www.brilliant-2008.com/
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