40代の体の不調にも!朝のパワーヨーグルトでデトックス

最近、特に疲れを感じやすくなった。平気なふりをしながらも、少しの階段の上り下りでも呼吸が荒く、おまけにお化粧ののりも悪い。さすがに年齢のせいなのかも・・・とひそかに悩みを抱える40独女もおおいはず。実はその体の不調、単に年齢のせいにして片付けるにはちょっと早いかもしれません。便秘をはじめとする様々な体の不調の原因は腸にあるともいわれています。そこで、今回はそんな日頃の体の不調のお悩みを一掃してくれる、話題の腸活と、腸活におすすめの食材、「ギリシャヨーグルト」をつかったデトックス朝食レシピをご紹介します。

驚愕!その体の不調はすべて、腸が原因だった!?

便秘に悩む女性は多いですが、その便秘が原因でおこるからだのさまざまな不調のほうが、実はとても恐ろしいこと、知っていましたか?例えば、長期間にわたってお通じがないと、体の中に毒素が溜まることになります。その毒素が腸から吸収され、全身に巡り様々な体の不調として現れます。目に見える症状としては、吹き出物やお化粧のノリの悪さなどがあげられます。また、血のめぐりが悪くなることで、疲労物質が溜まり、冷え症や、肩こり、頭痛に悩まされることも判明しています。さらには最近の研究によれば、肥満やがん、うつなどの病気との関係性も指摘されるなど、腸内環境の乱れによる体の不調は、想像以上に私たちに影響を及ぼしているようです。

話題の腸活とは?

そんな腸内環境の乱れを改善するために最近話題になっている腸活をとりいれてみましょう。腸活とは、文字通り、腸の働きをよくし、腸内環境を改善するための活動をいいます。腸活には、大きく分けて食事内容の改善と、運動・マッサージの2種類があります。まずは、腸内に溜まった毒素の原因となる悪玉菌を一掃し、腸によいとされる善玉菌を増やすための食事改善で腸内の環境を整え、運動やマッサージで、腸の働きを外から刺激して毎日のお通じを促すのがポイントです。ここでは、腸内環境を改善するための栄養素について、簡単にご紹介をします。

<腸内環境を改善するための食事のポイント>
1.食物繊維
水溶性食物繊維を含む食品…キウイ、りんご、ほうれん草など

不溶性食物繊維を含む食品…さつまいも、きのこ、もち麦など

2.乳酸菌

乳酸菌を多く含む食品・・・ヨーグルト、チーズ、キムチ、みそ、甘酒など

3.オリゴ糖
オリゴ糖を多く含む食品・・・きなこ、ごぼう、小豆、玉ねぎ、はちみつ、バナナ等

腸内環境を整えることでまず頭に浮かぶのが食物繊維。水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維の2種類がありそれぞれ違う働きをします。どちらもお通じを促すためには必要な栄養素のため、両方バランスよく摂取することをおすすめします。それに加え、乳酸菌オリゴ糖はどちらも腸内の善玉菌を増やすために必要な栄養素です。乳酸菌は食物繊維、オリゴ糖と一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。食物繊維豊富なキウイフルーツとヨーグルトの組み合わせはその典型的な例といえます。

 

 

腸活におすすめ!栄養価がつまったギリシャヨーグルト

そんな腸活におすすめなのがギリシャヨーグルトです。ギリシャヨーグルトとは、ギリシャで昔から食べられているヨーグルト。通常わたしたちが食べているヨーグルトとは異なり、水切りをしています。そのため、より濃厚でクリーミーな食感になります。また、余計な水分や乳清を取り除くことにより、通常のヨーグルトと比較するとたんぱく質は約2倍になり、乳酸菌を効果的に摂取できるだけなく、代謝アップも期待できそうです。ギリシャヨーグルトは余計な水分がないことから、そのままはもちろん、加熱調理にもつかうことができるため、料理のレパートリーも広がりそうです。

<おすすめの「ギリシャヨーグルト」アレンジ方法>

・焼きヨーグルトトースト ・・・ギリシャヨーグルトをトーストにのせてトースターで焼きます。仕上げにきなことはちみつを添えて。

・アボカドヨーグルト・・・半割りにしたアボカドにギリシャヨーグルトと、お好みのナッツ、はちみつを添えて。時間のない朝におすすめの簡単レシピです。

・ヨーグルトパンケーキ・・・パンケーキの生地にギリシャヨーグルトを混ぜて焼きます。焼きあがったパンケーキに、ギリシャヨーグルトとメープルシロップ、バナナを添えれば、お腹も大満足の朝食メニューに。

・ホットヨーグルトスムージー・・・一口大に切ったりんごにきび砂糖とレモン汁をあわせ電子レンジで加熱。全体に火がとおったら、カップにあたためたギリシャヨーグルトに添えていただきます。少しひんやりする朝におすすめのホットスムージーです。

 

ギリシャヨーグルトをつかった週末デトックス朝食

今回は、話題のギリシャヨーグルトをつかった腸活にうれしい朝食メニューをご紹介します。週末の遅く起きた朝に、ゆったりとした気分でいただく腸活メニューで体と心をメンテナンスしませんか?

ラタトゥイユ風秋野菜のグリル、ヨーグルトソース添え

【材料】1人分

ズッキーニ 1/2本

蕪  1/2個

無花果 1個

丸茄子 1個

ミニトマト 2個

ブロックベーコン  25g

タイム(あれば) 1本

 

塩、胡椒 適量

オリーブオイル 適量

A

ギリシャヨーグルト 50g

オリーブオイル   小さじ1

塩           ひとつまみ

【作り方】

1.蕪は5mm幅の半月切りに、トマトは半分に切る。残りの野菜、無花果はそれぞれ5mm幅の輪切りにする。ブロックベーコンは5mm幅の短冊切りにする。

2.スキレットまたは小さめのフライパンに、蕪、ズッキーニ、茄子、無花果、トマトをバランスよく並べ、ベーコンを鍋の真ん中におく。

3.全体に塩、胡椒とオリーブオイルをかけ、タイムの葉を散らし、蓋をして強火で10分加熱する。

4.器に盛り、Aを混ぜて添える。

 

ラタトゥイユといえばお鍋で長時間煮込むイメージですが、忙しい40独女のために即効でできるレシピにアレンジしました。時短で調理したとは思えないほど、野菜はとろとろ、グリルした野菜の甘みと香ばしさを、ヨーグルトのほのかな酸味が引き立ててくれます。シンプルな味付けで、素材の旨味をまるごといただける料理です。ヨーグルトソースは、ゆでた野菜や、グリルした鮭などにもあいます。作りおきせず、1回で食べきれる分をつくりましょう。

 

 

アレンジ自在な「ギリシャヨーグルト」で体の不調も一掃!

腸活におすすめしたいギリシャヨーグルト。栄養価もさることながら、そのなめらかさと濃厚さは、そのまま食べるだけでなく、いろいろな料理にもアレンジ可能です。更に、体にいい食材だからこそ、毎日食べるためにはアレンジのレパートリーがあると嬉しいですね。ギリシャヨーグルトを上手に取り入れることで腸内環境を整え、毎日をアクティブに過ごしましょう!

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