40代で急に気になる「手のシミ・シワ」どうすれば?セラピストのケア9連発

年齢とともに増えてくる手のシワ・シミ。手のシワは年齢が最も現れる部分だと言われています。40代、50代の男性も意外と手・脚といったパーツを見ていることが多いのが現実。手が荒れていたり、シワ・シミがあると年齢より老けて見られることもあります。今回は、日頃からケアしておけば阻止できるハンドケアリスト9を紹介します。

 

手にシワ・シミが出やすいのはなぜ?

 

顔や首にシワ・シミが出始めると老化を感じるという人も多いと思いますが、手の老化を見過ごしてはいけません。早めに気づいてあげることが大事。

手の皮膚は顔や首よりも真皮層が薄いため、乾燥しやすく、シワができやすい部分です。手のシワ・シミの一番の要因は、顔と同様、紫外線です。紫外線を浴びた肌は手のハリをつくるコラーゲンやエラスチンが壊れ、老化を早めます。また手の甲は紫外線を浴びやすい部分=ダメージを受けやすい場所なので、シワ・シミもできやすいということです。

では、シワ・シミ対策にどんなことをしたらいいのでしょうか。

今回は、サロンで行うハンドケアやそのほか、一般的だけどちょっと工夫したおすすめケアを9つ紹介していきます。

 

まずは「外側」から!シワ・シミの対策

 

 

1・メイクアップ時に。顔と一緒にUVケア


普段仕事に行くときは、顔や首周りに日焼け止めを塗る、という人はこのとき、手にも日焼け止めクリームを塗ってあげます。また、自転車や車を運転するときはUVカットの手袋をはめるなど徹底してもOK。とくに運転中は紫外線のダメージを起こしやすいので、普段から車や自転車を使う機会が多い人は気をつけてください。

 

2・コットンでパッティング


シワの要因となる手の乾燥を防ぐにはまず、化粧水を手につけてしっかり水分を染み込ませてからハンドクリームやオイルマッサージを行うといいですよ。紫外線対策と同じで手にも顔と同じケアをしてあげることがシワ・シミ予防になります。

この時使用する化粧水は保湿力の高いエイジング用を使えると◯。

1・まず、コットンに染み込ませて、念入りにパッティングします。
2・手の甲だけでなく、手の指や指と指の間まで丁寧に行います。
3・パッティングした手としない手を比較すると白さの違いがわかると思います。
4・その後に美容液やクリーム、オイルなどで仕上げをしていきましょう。

 

3・小ジワに特化したクリームを塗る


化粧水でパックした後は、ハンドクリームを塗ってフタをしてもいいのですが、香料や着色料が含まれたものだと手荒れしてしまう場合があります。

シワケアで選びたいのが、「小ジワ」に特化したエイジングクリームです。手のシワだけでなく、目尻のシワ、ほうれい線、首のシワなどにも使える強い味方です。1つは持っておきたいアイテムです。

 

4・美容液(化粧品)でエイジングケア


手のシミが多い人は、フラーレン入りの美容液を重ね塗り、または、シミ部分にピンポイント塗りを。美白作用が期待できる、ビタミンC誘導体やハイドロキノンが配合されているものだとさらにいいです。手のシミだけでなく、顔のシミケアにも使えるので、シワ・シミケア用の化粧品を揃えておいてもいいかもしれませんね。

 

5・マッサージ&サランラップパック


シワケアの対策にはマッサージがおすすめです。マッサージを行うタイミングは、お風呂上がりのスキンケアを行った後に滑りがよいオイルを使って行います。オイルがない人は買わなくても(2)(3)(4)で紹介した方法を行っていただき、最後にサランラップをかぶせて3~5分程パックするだけでも手がふっくらしますよ。

オイルがある人はお風呂上がりにマッサージを行い、その後にラップをかぶせて数分置きます。より保湿を高めたい場合は、細胞の活性化作用のあるシアバターを試してみてください。

 

6・いつでもどこでも、化粧水スプレー


シワ・シミ対策では外出時でもセルフケアを忘れずに。ポーチに入れて持ちび用におすすめなのが、化粧水スプレーでの保湿です。保湿力の高いものを選び、手の甲にシュッと吹きかけて、化粧水を入れ込むように手に馴染ませます。髪の毛や全身に使えて一石二鳥です。

 

7・手を洗った後はしっかり拭き取る


家事や水仕事やトイレの後の手洗いなど、日々の生活の中で手を濡らした後は、水分をしっかり拭き取っていますか? この手を濡らすという行為が知らずのうちにシワを増やしている可能性があるのです。

理由は、手を濡らした後、しっかり拭き取れていないと、その水分が蒸発して肌の潤いも一緒に奪われてしまうからです。お風呂上がりに化粧水をいかに早くつけるかがスキンケアのポイントであるように、手を濡らしたら素早くしっかり拭き取ってあげます。この時、エアータオルを使用するのではなく、なるべくハンカチを使ってしっかり拭きとることをおすすめします。

食器を洗う際も汚れが落ちないからと、熱いお湯を使うと、手の皮脂が失われて乾燥の要因になります。水仕事をする際は手袋を使用するといいですね。

 

ここまでは外側からのハンドケアを紹介しました。
後編2つは、内側からのシワ・シミケアを紹介して行きます。

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