その「かたいひざ裏」が下半身デブの元!今すぐカンタンにできるひざ裏チェック3ポイント

「私、体がかたいの」と言う機会が多い人。もしかして、あなたの下半身は冷えていませんか?
柔軟な関節は、よく動かせる、代謝のよい身体には欠かせません。
さて、ここで気になるのが、かたさを決めてくる「ひざ」の柔軟性。金スマでも「ひざ裏のばし」が話題になりました。
のばす前に「私の体はかたいのか?」をチェックしてみてください!

あなたの足はまっすぐ伸びますか? ひざ裏のかたさチェック

ひざ裏のかたさには個人差があります。まずは下のようなポーズをとって、ひざ裏のかたさを確認してみてください。
かたい人は、ひざ裏をほぐすストレッチを始めてみるといいでしょう。
HOW TO

上体と下半身が直角になるように座り、
ひざ下にどれくらいすきまができるか確認する。

 

・背中はまっすぐ
・つま先を上に
・足をのばす

■すき間が2センチ以下

→やわらかさん。問題ありません。

■すき間が2~5センチ

→ややカタさん。要注意。下で紹介する「ひざ裏コロコロストレッチ」からスタートしてみて

■すき間が5センチ以上

→カタすぎさん。「ひざ裏コロコロストレッチ」から始めて、より上級のストレッチも!

■ひざ裏コロコロストレッチ■

ひざ裏がかたい人は、壁ドンなどの運動をする前にひざ裏をほぐしましょう。ペットボトルをひざ裏に当てて転がすだけで、膝窩筋(しっかきん)に刺激が加わってやわらかくなります。
HOW TO
1・500㎖の中身入りの丸いペットボトルをタオルで巻く
2・片足を立て、反対の足はのばして座る

3・のばした足のひざの裏側で①を前後に転がす。ひざがもっと曲がっている場合は、1ℓの丸ペットボトルで。

 

 

ひざ裏がかたい私に、おすすめのストレッチや体操は?

ひざはデリケート。かたさレベルに合わせ無理なくのばすのが重要です。
この本には、「壁ドン、壁ピタ、ワン・ツー・スリー」の3つの体操が紹介されています。ひざ裏をのばしながら、全身のさまざまな部分を鍛え、不調を改善する総合的な体操です。これをつづけるだけでもひざ裏は確実にのびて、やわらかくなるのですが、ひざ裏を集中的にのばす運動もあります。アオサギストレッチというストレッチです。
負荷をかけすぎると痛めてしまうこともあります。アオサギストレッチは下半身の柔軟性を高める効果的な運動ですが、「がんばりすぎ」でケガをしては意味がありません。ひざ裏のかたさに合わせて段階的にやるのが、アオサギストレッチのコツです。
ご自分の状況に合わせて、いろいろな方法でひざ裏にアプローチしてみたい人は書籍をチェック!

 

教えてくれたのは・川村 明(かわむらあきら)先生

山口・宇部かわむらクリニック院長。高知県生まれ、63歳。土佐高校、徳島大学医学部卒。医学博士、日本東洋医学会専門医、障がい者スポーツドクター、日本医師会健康スポーツドクター、J-YOGA公認インストラクター。34歳のとき、腰椎椎間板ヘルニアで手術を受け、それまでの外科医のキャリアを捨て、東洋医学と西洋医学の両方をとりいれた医療を目指して36歳で開業。55歳でヨガに出会うまで、腰痛やうつ秒、アトピー、大腸ポリープなどに悩んでいたが、ヨガを始めて体がやわらかくなっていくにつれ改善。その経験をいかして、ヨガのインストライクターの資格をとり、幅広い年代にヨガを教えて効果をあげている。

 

 

 

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