「不登校」が2年連続で過去最多。悩みを抱える親に知ってほしい「最新学習歴」という考え方【菊池省三先生インタビュー】
「最終学歴」は変えられないが、「最新学習歴」が更新し続けることができる
―先生は不登校で悩む親御さんたちに向けた講演もされていると聞きました。お話を聞きながら泣いてしまう方もいらっしゃると。いつも、どんな言葉をかけているのでしょうか。
「本間正人先生がよくおっしゃることで、平均寿命を1日に例えると、学校で過ごす期間というのは人生のごく一部なんですよね。学校に行かないよりは行った方がいいと思っています。でも長い人生の中では、学校に通う時期はたったこれだけと捉えることも大事です。
最終学歴は基本的に更新できません。でも、いつまでも学び続けること、これを「最新学習歴」と言うんですが、これは常に更新し続けることができます。最終学歴は更新できなくても、最新学習歴を常に更新し続ける人間を育てることが大事だという考え方です。
学校に通っている期間だけに変に意識を持っていくと、子どもを責めたり、自分自身の家庭教育を責めることになりかねない。専門家のネットワークもうまく活用しながら、決して自分だけが背負うことのないようにして、少し長い、広い目で見ていただければと思います。
とある付属小学校に行ったときのことです。授業でこんな話をしました。
▶付属小の子どもたちを見て気づいたこと
この記事は
田村明子
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