【クイズ】ラグビーとアメフト、どっちのボールが大きいでしょうか?
日本で開催中のラグビーワールドカップ。日本代表は残念ながら準々決勝で敗退しましたが、その活躍ぶりにラグビーのおもしろさが広く知られるようになりました。しかし、ルールなどがまだまだよくわからない人も多いのでは。アメリカンフットボール(アメフト)との違いも気になります。
さてクイズです。
ラグビーとアメフト、どちらのボールが大きい?
① ラグビー
② 同じ
③ アメフト
理由:パス方法の違いが大きさの違いに
正解は「③ ラグビー」です。
防具をつけないラグビーに比べ、防具をつけてプレーするアメフトのほうが激しいイメージがあります。そのため、ラグビーボールのほうが大きいということに意外性を感じませんでしたか。
どちらのボールも楕円形ですが、ラグビーのボールは、重さ400~440グラムで短い方の長さが580mm~620mm、長い方の長さが740mm~770mmです。一方、アメフトのボールは、重さが397~425グラム、短い方の長さが519mm~531mm、長い方の長さが794mm~819mm。ラグビーボールのほうが大きいことがわかります。また、形状も実は異なっており、アメフトのボールのほうが先端がとがっています。
この大きさと形の違いは、パスの方法の違いから来ています。自分のうしろにしかパスできず、しかもよりスピードを必要とするラグビーより、前にもパスできるアメフトでは、小さくて投げやすいボールがふさわしいのです。そのため、大きなボールを扱うラグビーでは、手の大きな選手のほうが有利とされます。
実は素材も違う
また、ラグビーボール白いゴム素材で、アメフトのボールは茶色い革素材です。雨でも開催されるラグビーでは、変形しやすいゴム素材のほうが適しているのが理由です。
ワールドカップでラグビーに触れ、もっと知りたい人は日本ラグビーフットボール協会やトップリーグに所属するチームのサイトなどに、観戦マナーやわかりやすいルール説明が掲載されていますので、ぜひ見てみてください。また、2020東京オリンピックでは7人制ラグビーが、パラリンピックでは車いすラグビーが行われます。こちらも要チェックです。
ともあれ、気になるのは11月2日(土)。横浜スタジアムで18:00キックオフのワールドカップ決勝。イングランドと南アフリカの勝負の行方が気になります。「ニワカ」でもかまいません、テレビやパブリックビューイングで、世界一が決まる瞬間に立ち会いませんか。
ラグビーを知る・楽しむ(日本ラグビーフットボール協会)
https://www.rugby-japan.jp/guide/
スポンサーリンク