【クイズ】SMSって何の略だか言える?意外に知らない!
スマホに届く短いメール「SMS」。電話番号しか知らない相手とも気軽に連絡が取れる手段です。
「SMS」は何の略でしょう。
① Short Message Service
② Social Message Service
③ Short Mmail Service
携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービスです。
答えは「① Short Message Service」です。
SMSは「Short Message Service(ショート・メッセージ・サービス)」の略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるしくみです。ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアだけではなく、格安SIM事業者でも利用可能。ただし、画像の送信や1回あたりの文字数については、機種ごとの違いなどがあります。
LINEなどのメッセージアプリが普及したいま、SMSを個人のやりとりで使うことは減りました。
しかし、SMSが強みを発揮する場面があります。それは、スマートフォンで何かの会員登録をする際、セキュリティ強化のために使われるSMSによる2段階認証です。
ネット通販などで買い物をしようとして、IDとパスワードなどを設定し、そのあと登録した電話番号にランダムな数字の「認証コード」が送られてきて、それを入力して登録完了、という作業をされたかたもたくさんいるでしょう。これがSMSによる2段階認証。
ID、メールアドレス、パスワードなどの設定だけでは、これらの情報を得た第三者が不正登録や不正アクセスをしてしまうかもしれません。そこで、手元にある携帯電話番号に認証コードをを送信することで、本人確認をするのです(認証コードは自動音声送信を選ぶことができる場合もあります)。
ガラケー時代、SMSは「ショートメール」と呼ばれ、違うキャリア同士で送りあうことはできませんでした。その後、i-modeなどのサービスの登場でPCなどとも携帯でのメール送受信が可能になりましたが、スマートフォンの普及後はメッセージアプリにとってかわられてしまいました。
それでも、電話番号しか知らない相手に、ちょっとだけ何かを伝えたいときにSMSは便利です。乗っている電車が遅延して同僚との待ち合わせに遅れそうな時に「遅れます」とひとこと伝えられるなど、電話ができない場面でも役立ちます。
セキュリティの重視で、SMSによる二段階認証をする場面は増加中。あまり使わないので存在を忘れがちなSMSですが、実はまだまだ役に立つ機能なのです。
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