
「むとく」ではありませんよ!「無碍」の読み方、知っていますか?
どこかで聞いたことがある言葉であっても、漢字で表されると途端に読めなくなる…そんな経験ありませんか?
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「無碍」の読み方、知っていますか?
「無碍」の読み方は?
「無」は見る機会の多い漢字ですが、「碍」はあまり馴染みのない漢字かと思います。「得」の右側によく似ているので「むとく」と読んだ人もいるかもしれませんが、「むとく」は間違いです。
正解は…
正解は「むげ」です。
「無碍」とは
妨げのないこと。何ものにもとらわれないこと。また、そのさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「無碍」と「無下」の違い
「無碍」を「むげ」と読むと知らなかった人でも、「“むげ”にする」という表現を耳にしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。ただ、この「“むげ”にする」の「むげ」には「無下」が適しています。
「無碍」は“妨げのないこと”を表し、例文には「自由無碍」「融通無碍」などが挙げられます。
一方「無下」は
1 まちがいなくそれであること。また、そのさま。
2 まったく問題にもならないこと。また、そのさま。論外。
3 まったく劣っていること。どうしようもないこと。また、そのさま。
4 はなはだしく身分の低いこと出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味し、「無碍」と異なります。
それぞれの類義語を調べてみると、より違いがわかりやすくなります。
- 無碍…自由、自在、柔軟、思いのまま など
- 無下…無益、無駄、放っておく、なおざりにする など
では、以下の「むげ」は「無碍」「無下」どちらでしょうか?
1 相手の依頼を“むげ”に断る
2 難しく考えすぎず、時には“むげ”に考えてみる
3 物事を成功させるためには、融通“むげ”な姿勢をとる
正解は1「無下」2「無碍」3「無碍」です。
当てはめた漢字によって意味が変わってしまうので、注意して使い分けてみてください。
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