本来の読み方は「きょさい」ではない!?「巨細」の読み方を知っていますか?

2020.06.12 QUIZ

使われている漢字には馴染みがあるのに、その読み方が想像と違っていた…そんな言葉に出会うことがあります。

本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題していきます。

「巨細」の本来の読み方、知っていますか?

「巨細」の読み方は?

「巨細」を「きょさい」と読んだ人は少なくないはずです。「きょさい」と表記されている国語辞典も多々ありますが、「巨細」の本来の読み方は「きょさい」ではありません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は…

「きょさい」ではなく「こさい」です。

「巨細」とは

1 大きなことと小さなこと。きょさい。
2 細かく詳しいこと。また、そのさま。きょさい。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味します。国語辞典には「きょさい」と書かれていますから「きょさい」と読むことが間違いというわけではありません。

ただ、漢字・日本語検索サイト『漢字ペディア』の「巨」のページの“「巨」から始まる言葉”に、「巨(コ)」と読む言葉が「巨細」しか記載されていないことから、「巨(コ)」と読む数少ない言葉として本来の読み方を覚えてしまうことをおすすめします。

「こさい」と読みたくなるけど…

ここでもう一つ、漢字クイズを出題します。「子細・仔細」とあったら、あなたはなんと読みますか?

これこそ「こさい」と読みたくなると思うのですが、実は「こさい」は間違い。“物事の詳しい事情”などを意味する「子細・仔細」は「しさい」が正解です。

正直「こう読んだ方が読みやすいのに!」と思ってしまうような言葉はたくさんありますが、この漢字クイズシリーズで、言葉の由来や意味を通じて、「漢字って厄介だけど面白いな」と思っていただけると幸いです。

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