「じんぜん」ではないよ!「湛然」の読み方、知っていますか?
なんとなく見たことがある漢字であっても「あれ、なんて読むの?」「この読み方で合ってるの?」と自信がなくなることありませんか?
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「湛然」の読み方、知っていますか?
「湛然」の読み方は?
「湛然」の意味は
静かに水をたたえているさま。また、静かで動かないさま。
出典元:三省堂 大辞林第三版
です。
問題はその読み方。「湛」の字は「堪える(たえる・こらえる)」の「堪」によく似ています。そこから連想して「かんぜん」と読んだ人もいるかもしれませんが、「かんぜん」は不正解。でも、非常に惜しい回答です!
正解は…
「たんぜん」です。
静かで落ち着いている様などは「湛然とする」と表すことができます。
なお「たん“ね”ん」と読むこともできますが「湛然(たんねん)」は中国、唐代中期の僧を指すので、「たんぜん」と覚えることをおすすめします。
「湛える」はなんと読む?
これまた「堪える」に似ていますが、「たえる・こらえる」ではありませんよ。
答えは「たたえる」です。
「湛」そのものに水を「たたえる」意味があるのですが、「湛える」は
- 水を満たす
- 器などを液体でいっぱいにする
を意味します。
また「満面の笑みをたたえる」といった表現を聞いたことありませんか?この「たたえる」はまさに「湛える」のこと。水や液体だけでなく、感情が顔に出ることも表すことができます。
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