【地名クイズ】「おおたひかる」ではありません!「大田光」は何と読む?
地元の人にとっては見慣れた地名でも、知らない人にとっては読むのが難しいこともありますよね。一見、地名とは思えないような珍しい地名だとなおさらです。
そこで本記事では、人の名前と勘違いしてしまいそうな地名のクイズを2問出題します!
「大田光」は何と読むでしょうか?
「おおたひかる」さんという人の名前じゃないの?と思ってしまいますよね。
ちなみに、爆笑問題の太田光さんは最初の漢字が「太」ですが、こちらの地名は「大」です。
「大田」までの読み方は「おおた」で合っています。
「光」をどう読むかがポイントです。
正解はこちらです。
「おおたっぴ」です。
青森県つがる市に牛潟町大田光という地名があります。
近くに「田光沼(たっぴぬま)」という沼があることから、「大田光」は「大田」+「光」ではなく、「大」+「田光」なのですね。
ところで、青森県出身の小説家といえば、太宰治です。
太宰治の『津軽』は、津軽地方を旅した紀行文のような小説ですが、その『津軽』にはこんな一節があります。
古代の鏡のやうに鈍く光つてゐるのは、田光沼であらうか。
春のよく晴れた日に、山の上から津軽平野を見下ろしたときの景色を書いています。
田光沼の湖面の美しさが感じられますね。
では次の問題です。
「上田良子」は何と読むでしょうか?
「うえだよしこ」さんではありません。
「うえだりょうこ」さんでもないですよ。
人の名前という意識にとらわれず、一文字ずつ、どんな読み方があるかを考えた方がよさそうです。
正解はこちらです。
「かみたらご」です。
どの漢字も特に難しい読み方をしているわけではないのに、一度「うえだよしこ」さんだと思ったら、案外それ以外の読み方が出てこないものです。
「上田良子」は、岐阜県恵那市明智町大田にあるバス停の名前です。
ちなみに、「上田良子」のほかに「下田良子」というバス停もあります。
「下田良子」は「しもたらご」と読みます。
田良子(たらご)地区の北が「上田良子」、南が「下田良子」となっているのですね。
ところで、現在放送されているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、長谷川博己さん演じる明智光秀がストーリーの中心となっています。
恵那市明智町は、この明智光秀の出生地の一つとしても知られています(岐阜県可児市という説もあります)。
明智光秀ゆかりの地をめぐる観光が人気なようです。気になったら、チェックしてみてください!
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