「ちょちく」ではありませんよ!「蘊蓄」の読み方、知っていますか?
誰もが一度は耳にしたことがある言葉であっても、漢字で表されると「え、なんて読むの?」と戸惑ってしまう人は少なくありません。
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「蘊蓄」の読み方、あなたは知っていますか?
「蘊蓄」の読み方は?
「蘊蓄」の「蓄」は日常生活でよく目にする漢字かと思いますが、「蘊」をなんと読めばいいのか戸惑う人は少なくないはず。
「蓄」の部分から推測して「がんちく」と読んだ人がいるかもしれませんが「がんちく」は残念ながら不正解。「がんちく」に当てはまる漢字は「蘊蓄」ではなく「含蓄」です。
ちなみに「含蓄」は
1 内に含み持っていること。
2 言葉などの、表面に現れない深い意味・内容。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
一方「蘊蓄」は
1 蓄えた深い学問や知識。
2 物を積み、蓄えておくこと。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味し、「蘊蓄を傾ける」「蘊蓄が深い」などの例文が挙げられます。
正解は…
「うんちく」です。
「うんちく話」「うんちくをたれる、語る」などでおなじみの「うんちく」です!なお、このクイズでは「蘊蓄」と書いてきましたが、「“薀”蓄」と表すこともできます。
「蘊・薀」も「蓄」も、ともに「たくわえる」を意味します。現代では、蓄えた知識を「出す」ような意味合いで使われることが多い「蘊蓄」ですが、かつては「蘊・薀」と「蓄」がもつ意味の通り、知識に限らず「蓄える」意味で使われていたそうです。
参考文献:蘊蓄・薀蓄(うんちく) – 語源由来辞典
スポンサーリンク