【クイズ】茶番って何の略だか言える?意外に知らない!
テレビドラマを見ていたら「とんだ茶番だ!」というセリフが聞こえてきました。
「茶番」は何の略でしょう。
本当の茶番劇って?
答えは「茶番狂言」です。
「茶番」は「茶番狂言」の略です。
茶番狂言は江戸時代に行われていた、その場にあるものを材料として、身振り手振り口上などでおどけたことを演ずる滑稽寸劇。歌舞伎の劇場の三階にいる大部屋役者が茶番というお茶を出す当番を担っており、当番にあたった者がお茶を出す際に寸劇を行ったとされています。
ここから転じて、底の見えすいた下手な芝居や、ばかげた振る舞いのことを茶番あるいは茶番劇と呼ぶようになりました。
普段の生活で、わたしたちが「茶番だ」「茶番劇だね」などと会話をすることはありませんが、新聞や雑誌などではよく見かける言葉です。江戸時代に茶番を演じていた役者たちも、何百年後かに、あまりよくない意味に変化して使われているとは思いもしなかったことでしょう。
なお、昨年公開されて大ヒットした映画『翔んで埼玉』は「史上最大の茶番劇映画」と自称。プロモーションの一環として、選りすぐられた<茶番劇動画>を選んで投票する「茶番劇アワード」をWeb上で行っていました。
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