
【地名クイズ】「ひるめし」ではありません!「昼飯」は何と読む?
地元の人にとっては馴染みのある地名でも、知らない人にとっては読み方が意外な地名ってありますよね。普段からよく使っている単語が地名になっているのに、読み方が違うなんていうことも。
そこで本記事では、変わった読み方をする地名のクイズを2問出題します!
「昼飯」は何と読むでしょうか?
普段は「ひるめし」と読みますよね。しかし、この地名では「ひるめし」とは読まないのです。
もちろん、「ひるごはん」とも読みません。
ただ、この地名はまさにランチである「昼飯」に由来しています。
さて、どのような読み方をするのでしょうか。
正解はこちらです。
「ひるい」です。
昼飯町は、岐阜県大垣市にあります。
長野県の善光寺本尊である阿弥陀如来像を大阪から運んでいた一行が、その道中、この地で昼食をとったことに由来しています。
「飯」という字には、「ハン」や「めし」のほかに、「いい」という読み方がありますよね。
はじめは「ひるめし」と呼ばれていましたが、やがて「ひるいい」となり、現在の「ひるい」になりました。
本当に昼食が地名の由来だったのですね。
次の問題も、私たちがよく知っている単語が地名となっています。
でもやはり、読み方がちょっと違うのです。
「相撲」は何と読むでしょうか?
普通は、「すもう」と読みますよね。
しかし、この地名は「すもう」とは読みません。
ただ、やはり地名の由来は日本の国技である「相撲」です。
「相撲」は古くは「すもう」とは別の呼び方をしており、この地名もその読み方をします。
正解はこちらです。
「すまい」です。
相撲町は、滋賀県長浜市にあります。
国技である「相撲」は、古くは「すもう」ではなく「すまい」と呼ばれていました。
古語では「争う」を「すまう」と読みます。意味は次のとおりで、「相撲をとる」の意味があります。
①相手の意志に従うまいとして反抗する。抵抗する。あらそう。
②辞退する。断る。
③つかみあって争う。また、相撲をとる。出典元:三省堂 大辞林 第三版
「すまう」は動詞であるため、名詞化すると「すまい」になります。
ではなぜ、この地が「相撲町」と呼ばれることになったのでしょうか。
平安時代に毎年7月に「相撲の節(すまいのせち)」という行事が宮中で行われていました。
諸国から集められた相撲人(すまいびと)のとる相撲を天皇が観覧します。
相撲町は、この行事の費用をまかなう田地であったため、この名前がついたそうです。
現在では国技の「相撲」を「すまい」と言うことはあまりありませんが、地名はそのまま「すまい」として残ったのですね。
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