「ろろ」も「るる」も間違い!「屢々」の読み方、知っていますか?
本記事では読めそうで読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「屢々」。日常生活ではひらがなで表記されていることがほとんどです。なんと読むか、分かりますか?
「屢々」の読み方は?
「屢」は日本漢字能力検定の準1級に相当する漢字です。屢を使った漢字を調べてみても、日常生活に馴染みがない言葉ばかりなので、屢々をスラスラ読める人より「え、なんて読むの?」と戸惑う人のほうが圧倒的に多いはずです。でも実は、屢々の読みは日常生活で耳にする言葉でもあります。
屢々の意味は
たびたび。しきりに。何度も。
出典元:〇〇〇〇|言葉|漢字ペディア
です。“たびたび。しきりに。何度も。”の言い換えで思い浮かぶ言葉を探してみてください。
正解は…
「しばしば」です。
「しばしば」の漢字表記は屢々よりも「屡々」のほうが一般的なようですが、「屡々」もまた難読漢字と言えますね。ちなみに屢・屡だけでも「しばしば」と読むことができます(音読みは「ル」)。
なお、「しばしば」は「数々」と書くこともできます。
屡・屡屡・数・数数(読み)しばしば
〘副〙 (副詞「しば(屡)」を重ねたもの) たびたび。しきりに。幾度も。何回となく。
出典元:精選版 日本国語大辞典
屢々の類語も読めそうで読めない?!
なお屢々の類語を調べてみたところ、同じように1つの漢字を重ねた表現をいくつか見つけました。
それぞれ屢々と同じような意味を持ちますが、なんと読むか分かりますか?
- 呉呉
- 再再
- 往往
- 間間
- 繁繁
よく知っている読み方をそのまま重ねるものもあれば、少しひねった読みをするものもある印象です。
正解は
- くれぐれ
- さいさい
- おうおう
- まま、あいあい
- しげしげ
です。いくつ読むことができましたか?
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