
「せっけんだま」ではありません。「石鹸玉」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「石鹸玉」です。
「石鹸玉」の読み方は?
「石鹸」は「せっけん・せきえん」と読みます。ただ、「石鹸」の後ろに「玉」がついたからといって「せっけんだま」とは読みません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「しゃぼんだま」です。
石鹸玉は
石鹸(せっけん)水のあわの玉。石鹸水を管の先につけて空気を吹き込んで作り、子どもが遊ぶ。また、現われてはすぐ消えていくはかないもののたとえにも用いられる。《季・春》
出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
「しゃぼん」の読みは「石鹸」を意味するポルトガル語「サボン」の音が訛って変わったものとされています。「石」と「鹸」の読みにそれぞれ「しゃ」と「ぼん」を表す読みがあるわけではありません。「石鹸玉」は外来語に当てられた漢字なのです。
国立国語研究所が運営する「ことば研究館」の記事によると、外来語をカタカナで表すようになったのは明治期頃からで、それまでは外来語であっても日本語に馴染めば、ひらがなや漢字で表されていたのだとか。言葉が入ってくる時代が違ったら、「石鹸玉(しゃぼんだま)」という表記はなかったのかもしれませんね。
ではここで、漢字表記の外来語クイズを出題します。
- 合羽
- 秋桜
- 曹達
- 庭球
- 扁桃
正解は
- かっぱ
- こすもす
- そーだ
- てにす(テニス)
- あーもんど(アーモンド)
です。
あなたはいくつ読めましたか?
参考文献
- シャボンの語源 – CORE(国立国語研究所学術情報リポジトリ)
- 外来語をカタカナで書くのはいつから、どのように始まったのですか|ことばの疑問|ことば研究館
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