「そおぼえ」ではありません。「疎覚え」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「疎覚え」です。
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「疎覚え」の読み方は?
「疎」は「疎遠(そえん)」「疎外(そがい)」「疎開(そかい)」など、「そ」と読む印象が強いかと思います。とはいえ、「疎覚え」を「そおぼえ」と読むのは、残念ながら間違いです。
疎覚えの意味は“ぼんやりと覚えていること。不確かな記憶。”※。ピンと来た人もいるのでは?!
正解は……
「うろおぼえ」です。
「疎」を「うろ」と読むことに驚いた人もいるかもしれませんが、「疎」にはさまざまな訓読みがあります。そこでクイズをもう一問。以下の「疎」がつく言葉の読み方、わかりますか?
- 疎い
- 疎む
- 疎か
- 疎ら
すんなり読み方が分かるものもあれば、ややつっかえてしまうようなものもあるはずです。
まずは「疎」の読みを以下に記載します。
<音読み>
- ソ
- ショ(常用漢字表外、以下(外)で表す)
<訓読み>
- うと(い)
- うと(む)
- まば(ら)(外)
- うろ(外)
- おろ(外)
- おろそ(か)(外)
- おろ(か)(外)
- とお(る)(外)
- とお(す)(外)
常用漢字表外ではありますが、たくさん訓読みがあることに驚きますね!
それでは正解です。
- うとい
- うとむ
- おろか・おろそか
- まばら
です。
では「空覚え」はなんと読む?
疎覚えの類語に「空覚え」があります。これはなんと読むでしょうか。
なお空覚えは
1 書いたものを見ないで済むように、すっかり記憶すること。暗記。
2 確かでない記憶。うろおぼえ。
3 想像によって見当をつけること。はっきり目に見えない物事まで、なんとなく感じ取ること。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「空」にもさまざまな読み方があるため、「そら」なのか「から」なのか「くう」なのか戸惑ってしまいますが……
正解は「そらおぼえ」です。
※出典元:うろおぼえ|言葉|漢字ペディア
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