「ひつじ」ではありません。「恙無い」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「恙無い」です。
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「恙無い」の読み方は?
「恙無い」に含まれる「恙」は、日常生活で見かける機会がほぼない漢字かと思います。よく似た漢字「羊」と見間違えて、「ひつじない」と読まないよう気をつけましょう。
とはいえ、「恙無い」の読み方をどこかで耳にしたことがある人もいるはず。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「つつがない」です。
「『恙無い』という表現を聞いたことはあっても、どういう意味なのか分からない」人も少なくないはず。
「恙無い」は
病気・災難などがなく日を送る。平穏無事である。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「恙無く暮らす」「恙無く日々を送る」などと表します。
なお日常であまり見かけない「恙」ですが、これは
- 音読み ヨウ
- 訓読み つつが・うれ(い)
と読み、「恙(つつが)」で病気、心配、わずらいごとを表す他、ツツガムシ科のダニの総称を表します。「恙無い」は、そのような頭を悩ますものが無いわけですから、積極的に使えるような生活を送りたいものです。
また公益財団法人日本漢字能力検定が運営する『漢字ペディア』には、“痛処(つつが)無いの意”と解説がありました。語源について調べてみたところ、諸説あるようです。いずれにせよ「恙無い」は痛いところも病気も心配事もないことを指します。
早く「恙無い」日々を送りたいものですね……。
続いて、これも読めるかな?
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