47歳独女がついに結婚!出会いの場とは?【40代からのオトナ婚・キョウコの場合#2】
「今、オトナ独女に追い風が吹いている」
そんな明るいメッセージを掲げ、オトナ婚成功者の実体験を丁寧に記事化。人気を博したミナト薫さんの【40代からのオトナ婚 】をリバイバル配信。今回は【エピソード#2:キョウコの場合】の第2話です。
>>>【エピソード#2:キョウコの場合】の第1話はこちらから
>>>【エピソード#1:エリカの場合】の第1話はこちらから
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30人以上の男性とデートしてわかったこと
婚活に真剣に取り組むようになったキョウコさんは、婚活サークルのイベントに参加したり、いくつかアプリを登録したりと積極的に行動。
「先程の結婚相談所で嫌な思いをしたこともあり、費用が安く、気軽にトライできるものをあれこれ試しました」
婚活イベントでは女性とも仲良くなり、いつしか婚活女子ネットワークが出来上がり、独身男女が集まる飲み会などを頻繁に開きあったとか。
色々な場に顔を出した理由は「人の後ろには人がいる」から。
「自分はこの人とは合わないなと思っても、その人の友人とはご縁があるかもしれない。だから婚活イベントに限らず、飲み会などにも積極的に顔を出したんです」
その結果、何人くらいの男性とデートをしたんですか?
「そうですね、ざっと30人以上とはデートをしました」
30人!もちろんこれは交際した人数ではなく、一度デートをしただけの人も含まれていますので、誤解しないでくださいね。
同時期に複数の男性と会うこともあったので、キョウコさんは出会った場所、相手の特徴や相手に抱いた感想、進捗状況などをエクセルで管理をしていたそうです。
「エクセルに入力なんて我ながらコワイ(笑)。暇だったんですね、私」
デートをした30人の中には魅力的な人もいたけれど、「一体何なの?」と言いたくなるような人もいたんですって。たとえばどんな男性がいたんですか?
「何度もデートをし、沖縄旅行までしたのに付き合おうと言ってくれず、『きちんとしたお返事がもらえないならもう会いません」と伝えたらそれっきりになった男性も…。」
それは…残念です…。
「2,3回デートをしたら『キョウコさんに言わなくてはいけないことがある』とメールをしてきて、何のことかと思ったら『僕は結婚していて子どもがいます』と衝撃の告白をしてきた人もいましたね」
それも…残念極まりない!
「料理合コンで知り合ったある男性は、最終的にプチストーカーみたいになってしまって。合コン中は、一生懸命お皿を洗ったりしていとても感じが良かったんですよ。それが、自分日記みたいなメールを次々送りつけてくるようになったんです。
あまりにメールの数が多くて彼に返信しきれていませんでした。たまたまそのタイミングで、私がフェイスブックのプロフィール写真を変更したら『僕には返信してくれないのに、プロフィールを変更する時間はあるんですね』というメールが来て心臓が止まりそうになりました」
キョウコさんのネット活動を見張っていたの?
それはコワイ!コワすぎます!
でも、この恐怖体験からキョウコさんはあることを学びました。
それは、「人は一回会っただけではわからない」ということ。
「初対面の場で自分を出せない人もいるので、同じ人と最低3回は会ってから結論を出すことにしました。
1回目で話がはずまなくても、お断りはしない。反対に1回目で良い印象を抱いても、すぐに交際に進まない。3回顔を合わせて大体のことがわかるまで、判断はくださないことにしたんです」
婚活に疲れたある日、博多大吉似の彼が登場
「人の後ろには人がいる」、「同じ人とは3回会え」。
キョウコさん、伊達に30人とデートをしていませんね。さすが!
「いえ、当時は迷走していたと思います。その証拠にモラハラ気味の男と付き合ってしまったんです」
アプリで知り合ったその男性は、キョウコさんに「やたらと女子力を求めてきた」そう。
女子力というと、四六時中メイクをしていろとかですか?
「いえそうではなくて、女=料理という発想の人。デートはほとんど家。彼の家に呼ばれては、料理ばかり作らされていました。おまけにやたらと上から目線で、お説教ばかりしてくるんです。こんな人はやっぱり無理だと思ってお別れをしました」
この時点で、婚活スタートから3年が経過。さすがのキョウコさんも婚活に疲れてしまったそうです。
モラハラ男と別れたのがゴールデンウィーク直前。このままでは、せっかくのお休みを一人でぼんやり過ごすことになってしまうと、気を取り直して新たにお見合系のメールシステムに登録。
数日すると何人かの男性から連絡が入り、キョウコさんは順に会うことにしたそう。
「その中の一人が、博多大吉そっくりの彼。6歳年上の49歳で、とても穏やかな人でデート中とてもリラックスできたんです」
自分で決めたルール通り、3回会ってもその印象は変わらず。
「説教ばかりしていたモラハラ男とは違って、大吉似の彼はいつも静かに私の話に耳を傾けて聞いてくれました。
家でばかりデートをしたがることもない。一緒にいてストレスを感じることがなかったので、この人ならと思って交際をすることにしました」
交際2年目、まさかの展開が!
キョウコさんの理想のタイプは、アクティブで優しい男性。優しい性格の大吉似の彼は、まさに理想そのものじゃないですか?
「優しいところは良かったんですが、彼はまったくアクティブでなくて。私は彼が出来たら色んなところに出かけたかったのですが、彼は49歳にして飛行機に乗ったことがなかったんです!遠出が嫌いで、車で出かけられる場所が限界だったんです」
ずっと一人暮らしだった彼は、家に調理器具はおろか食器も、冷蔵庫もナシ!そりゃ、家に来てご飯作ってって言わないわ~。
思い描いていたお付き合いとは少し違ったけれど、穏やかな彼との交際は順調に進んでいくかに見えました。
そんなある日のこと。
キョウコさんの友人の女性が、なんと49歳で結婚!式に参列したキョウコさんは、式の様子などを彼に報告したそうです。そうしたら…
「彼から『キョウコはいつ頃、結婚したいの?』と質問をされたんです」
キタ-!
それって、ある意味「結婚しよう」というプロポーズですよね?
で、なんて答えたんですか?
「結婚しないで、今の関係で良いと答えました」
ええええ!
婚活って、結婚相手を探す活動じゃなかった?
なぜキョウコさんは、彼との結婚を拒否したの?
二人の運命はどうなる?
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