
「まきり」ではない!「摩切り一杯」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「摩切り一杯」です。
「摩切り一杯」の読み方は?
「摩」といえば「摩擦(まさつ)」や「摩耗(まもう)」などの言葉が思い浮かぶかと思います。その印象から思わず「まきりいっぱい」と読みたくなるところですが、残念ながらそれは不正解。
「摩切り一杯」の読みは、料理番組などで耳にすることがあります。
「〇〇切り一杯」……なんと読むか、思い浮かびましたか?
正解は……
「すりきりいっぱい」です。
まず「摩切」で「すりきり」と読みます。「すりきり」は「摩切」と表すほか、「擦切」「摺切」と表すことができ、
① 物と物とを摩擦して切ること。また、そのような状態になったもの。
② 金・財産などをすっかり使い果たして無一物になること。また、そのような人。一文なし。無一文。素寒貧(すかんぴん)。
③ 粉や粒状のものを、枡(ます)、茶わんなどの入れ物のふちと同じ高さにならして盛ること。出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
「すりきりいっぱい」は上記③にあたる表現です。
では、これはなんと読む?
「摩」は、意味を表す部分と音を表す部分を組み合わせて作られた形声文字で、手と音符「バ」から成り立っています。“手ですり合わせて細かくする”意味、さらにはそれが進んで“すりあう、こする”の意味を表すようになりました。
では、「摩切り一杯」の読みもふまえて、以下の「摩」がつく言葉はなんと読むでしょうか。
- 摩る
- 摩り替える
「摩る」は2つ読み方があります。「摩り替える」は“人にわからないように別のものに取りかえる。特に、にせ物にかえる。(出典元:※)”を意味します。
一度「摩」の読み方を知ってしまえば簡単かもしれません。
正解は
- する・さする
- すりかえる
です。
「摩」の訓読みには「こす(る)」もありますが、「こする」の場合は「擦る」の表記が一般的です。「摩る」とあった場合には、前後の文脈を確認して推測する必要もありますが、「する・さする」と読んで問題ないはずです。
※すりか−える|言葉|漢字ペディア
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