改めて、40代おひとりさまが恋愛を楽しむための3つの心得

2017.04.23 LOVE

「おひとりさま」という言葉が流行して久しいですが、アラフォー女性の恋愛って実際はどうなのでしょうか。

彼氏ができなくて寂しい思いをしている? いいえ、「おひとりさま」を楽しんでいるアラフォー女性こそ、肩の力を抜いて相手との時間を楽しんでいるものです。

そこには、「焦らない」「急かさない」「頑張らない」という3つのコツがあります。

筆者の周りにいる素敵な「おひとりさま」の恋愛スタイルをご紹介します!

 

ひとりで過ごすことに「焦らない」

例えば、付き合っている恋人がいても、基本は「ひとりで過ごす」時間を大切にしているアラフォー女性。

5歳年上の恋人とは、共通の趣味であるマラソンのサークルで平日に2回ほど会い、週末はのんびりとデートや旅行を楽しむような、気ままなお付き合いを楽しんでいます。

周りから「結婚しないの?」とよく訊かれていますが、返す言葉は決まって「焦っていないから」

それが見栄を張った姿ではなく、本当にそうなんだなと思うのは、仕事の帰りに好きなワインを買い、自分の好きなものを作って食べ、映画を観たり読書をしたりとひとりの時間を十分に愛していることがわかるからです。

一度、家に呼ばれて遊びに行ったとき、小ぢんまりとした部屋には彼女の好きな作家の本が並ぶ本棚がしつらえてあり、洗濯したてのカーテンからは良い匂いがして、清潔なキッチンは使い込まれたフライパンやカトラリーが綺麗に並んでいました。

あぁ、ここは彼女のテリトリーなんだと、淹れてくれたコーヒーを飲みながら感じたことを思い出します。

ひとりで過ごす空間は決して寂しいものではなく、むしろ他人をゆったりと受け入れてくれる居心地の良さがありました。

ひとりの時間を愛している彼女にとって、結婚を焦るような恋愛は逆に窮屈なものでしょう。

自分の生活と恋人と過ごす時間のバランスを上手に取り、相手に依存しない恋愛を好きなように楽しむ姿勢は、素敵な「おひとりさま」の姿を教えてくれました。

 

愛されないと!と自分を「急かさない」

趣味の場所で知り合ったアラフォー女性は、まさに「年下男子に追いかけられる恋」の真っ最中でした。

飛び抜けて美人なわけでも、モデル並みのスタイルを持っているわけでもない彼女ですが、「これは真似したい」と心から思ったのは、とにかく「会話が上手い」こと。

男性が何気なく「新しく財布を買いたいんだけど、どっちにするか決められなくて・・・」と話すのを聞いて、「好きなブランドのやつは気になるよね」と頷きながら、「長く使うものだから何より愛着の湧くものを基準に私は選んでるよ」とさらりとアドバイスしていました。

「こっちにすれば?」と示すでもなく、一緒に悩むでもなく、自分の基準を話すことで相手に選ぶヒントだけ与える。

些細なことかもしれませんが、決して押し付けがましくない言葉が年下男子には受け入れやすく、会話のたびに彼女の「個性」を知る機会が増えた彼はすっかり彼女の魅力にハマっていました。

彼女は、特に好かれたくてそうしているわけではありません。

モテたい、仲良くなりたいという気持ちが強いと、どこか「私を受け入れてよ!」という意図が行動に見えます。

それがない分、素直に人と関わることができるので、自然と彼女の個性が伝わるのですね。

彼女は、アラフォーという自分の年齢を真っ直ぐ受け止めていて、無理に若い世代の人たちに混ざることもせず、常にマイペースな調子で周りと接していたところも自然体でした。

愛されたいと自分をアピールし過ぎると、それは敬遠される原因にもなります。

自分を「急かさない」ことが、「おひとりさま」でもモテる秘訣かもしれません。

 

アレもこれもと「頑張らない」

 

友人のアラフォー女性は、料理が苦手です。ですが、数年の付き合いになる恋人とは毎週ふたりでキッチンに立っているそうです。

以前は「もっと料理できるようにならないと、彼氏ができない!」と焦っていましたが、料理教室に通っても一向に上達せず、そのうち「ひとりでキッチンに立つのは寂しい」からと頑張ることを止めました。

合コンで出会った彼氏とはすぐ馬が合い、交際まで発展しましたが、あるとき「料理が得意じゃないからふたりでやらない?」と持ちかけたそうです。

恋人の方は特に問題がなかったらしく、それからは毎週ふたりで買い物に行き、食材を買い込んではいろいろな料理に挑戦しています。

「海外の料理番組って楽しいよ!それを観ながら作ると盛り上がって」

と笑顔で話す姿を見ていると、「頑張らない」こともアラフォー女性の恋愛では大切なのかもしれないと思います。

一緒に力を合わせる「ふたりだけの楽しみ」があると、お付き合いは刺激に富んだものになります。数年経っても、ふたりの親密度は以前と変わりません。

彼女は「アラフォーなのに料理もできないなんて」というコンプレックスを捨て、「できないならふたりでやればいい」と自分なりの価値観を得ました。それは、実際に頑張ってみてダメだったら無理に自分に強制しなくていいんだという、「自分を愛している」姿にほかなりません。

「おひとりさま」の恋愛は、アレもこれもと頑張るのを止めることが、さらに良い関係を恋人と築ける近道にもなるといえます。

 

 

「おひとりさま」で恋愛を楽しんでいるアラフォー女性たちは、みんな「自由」であることを受け止めています。

モテたいと無理な努力もせず、恋人がいても自分の時間を手放さず、今しか持てない自由をしっかり満喫している姿は、決して寂しく映るものではありません。

「おひとりさま」の恋愛がもっと楽しくなるコツは、自分を愛し、相手も尊重することが一番かもしれませんね。

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