【離婚の足かせ】離婚したくてもできない!ペアローンが原因?
離婚を決意したら、人生の残り時間を大切にするためにもすみやかに手続きを済ませてしまいたいものです。
ところが……離婚を心に決めたというのに、住んでいた家の問題が足かせとなって時間がかかってしまったケースがあります。
フリーランスWEBデザイナーのまどかさん(40代)は、家族というよりも共同生活相手のような夫との関係に見切りを付ける決意をしました。
しかし、離婚がすんなりと進まなかった理由のひとつが、夫とペアローンで購入したマンションの売却。
ペアローンは、夫婦どちらかではなく共同の名義でローンを組む方法です。単独よりも高額のローンを組むことができるなどのメリットがあります。
ところが、名義が共同ですから自分の一存では売ることができないというデメリットが。所有者全員が売ることに同意しないと、そもそも売りに出すこともできないのです。
さらに、売るときにも、そして売ったあとにも、すでに亀裂の入っている夫婦ならではの苦労がありました。
ペアローンはうまく活用すると便利ではありますが、今が順調でもちょっとだけその先のことを頭に置いておくべきかもしれません。
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