ワーホリって何の略だか言える?意外に知らない!【略語クイズ】

2023.03.02 QUIZ

友人は若いころワーホリに行った経験があるそうです。

 

「ワーホリ」は何の略でしょう。

 

利用は青年に限られます。

答えは「ワーキング・ホリデー」です。

 

ワーカホリック、仕事中毒も同じ略が可能ですが、それはまた後日。

 

「ワーキング・ホリデー」は、外務省のホームページによれば、「二国・地域間の取決め等に基づき。各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」とのこと。その国や地域の文化や生活様式を理解する機会を提供し、相互理解を深めることが趣旨とされています。

日本では1980(昭和55)年にオーストラリアとの間でワーキング・ホリデー制度を開始。現在は下の26か国・地域との間にワーホリの制度が導入されています。ワーキング・ホリデー査証を取得するのは、年間約1万5千人ほど。

ワーホリには年齢制限があり、申請時の年齢が18歳以上30歳以下(オーストラリア、カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下で、各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能。アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能)と定められています。残念ながら、その年齢を過ぎるとワーホリの制度は利用できません。

また、子どもや扶養する家族がいないことが条件にあり、制度を利用することができるのは一生に一度だけ。

さらに、あくまで観光が目的の査証のため、ワーキング・ホリデー査証を使用して、就労や就学を第一目的とする渡航は禁じられています。

大人になって資金を得てから「ワーホリに行こう」と思っても実はできないのが悲しいところ。青年だけに許される制度だということは、もっと知られてもよいかもしれません。

 

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取材・文/近藤とも

この記事はリバイバルです

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