年をとると眉がズレるってホント?! 3つの原因とズレ眉補正のコツ

 

大人の眉がズレる3つの原因

原因①:老化による筋力の低下

イラスト/PhotoAC

私たちは加齢に伴い、年々目周りの筋肉が弱ってきます。すると今まで目を開ける時に使っていた筋肉だけでは目を開けづらくなります。その結果、若い頃に使っていた目周りの筋肉(眼輪筋)以外にも、眉の筋肉(皺眉筋)や眉間の筋肉(鼻根筋)、また額の筋肉(前頭筋)まで総動員して目を開こうとし始めます。眼輪筋が弱ったことでその他の筋肉総動員! さらに人には「利き目」があるので、左右差はどんどん拡大の一途をたどります。

 

原因②:度の合っていないメガネやコンタクト

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視力が落ちているのに度数を更新していない方は注意! 度数の合わないレンズで眉のズレが拡大します。見えづらいので目を見開いたり逆にしかめたり、なんとか見えるようにと様々な筋肉を使い始める結果、眉のズレが拡大します。

 

原因③:マツエクやつけまつ毛

写真/PhotoAC

 

まつ毛は年を重ねるほどに数も量も少なくなってきます。そこで、まつ毛を濃く見せたい!とマツエクやつけまつ毛をやめられない方というが多く見られます。でも実は、これも筋肉の癖を強くする原因になるのです。最近のマツエクやつけまつ毛はとても軽くはなりましたが、それでもやはり荷重は掛かります。荷重が掛かると、目を開ける時により多くの力が必要に。結果として、眉の筋肉が盛り上がったり、額の横ジワを加速させます。
まつ毛を濃く見せたいなら、それはメイクでも叶います。ですので、私の生徒さんたちには、マツエクやつけまつ毛を出来るだけ使わずに、メイクで目ヂカラがUPする方法をお伝えしています。

 

メイク時のコツとは

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眉をシンメトリーに描くには、「ミラー選び」が一番重要です。垂直のミラーを正面から見据えて眉を描くのが成功のポイント! よくある卓上の傾斜のあるミラーで眉を描くと、筋肉が緩み眉の癖が出ないのです。なのでその状態で眉をシンメトリーに描けたとしても、正面を見た時にグッと力が入り、眉がズレるのです。でも何も新しくミラーを買わなくても大丈夫! 眉を描く時だけ、傾斜ミラーを目線まで垂直に持ち上げてあげればそれでOKです。ぜひ試してみてくださいね。

また、左右の眉頭を合わせるメイク法についても以下の過去記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

▶眉がズレる問題…ほかの記事を読む
そのズレ眉、損してます。美人見えは「眉頭」で決まる!3つの黄金ルール

 

 

以上、眉がズレる原因&解消法はいかがでしたか?

年を追うごとに眉がズレるのは、老化現象なので仕方ない部分もあります。とはいえ、出来るだけ目元に負荷を掛けずに、そしてミラーを垂直に見てシンメトリーな眉を描いてみてくださいね。
私たちは、生まれた時が一番シンメトリー! 年々拡大するズレを補正しつつ、シンメトリーなメイクができれば、いつまでも若々しい印象を見る人に与えることができますよ。

 

またシンメトリーに合わせながら、骨格にも合わせたい!そんな方は拙著「骨格補正メイク-顔の比率を描きかえて一生美人-」(主婦の友社)をご参考に。



池田 曜央子

骨格補正メイク専門家。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、好印象な美人に近づける独自のメソッド「骨格補正メイク」を考案。43歳で-17kgのダイエットを成功させ、ミセスコンテストで特別賞も受賞。「池田 曜央子メイクアップアカデミー」にて、メイクやスキンケア、ダイエット講座などで1000名を超える女性を劇的に変身させる。

 

著書:『骨格補正メイク~顔の比率を描きかえて一生美人~』(主婦の友社)

 

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