青木さやか新刊記念ライブ、ゲッターズ飯田が「包み隠さず書きすぎるのもどうかと思います」と苦言を呈した内容は
こんにちは、青木さやかさん大好きクラブのオトナサローネ井一です。このたび青木さん5冊目の著書『50歳。はじまりの音しか聞こえない 青木さやかの反省道』(1,600円+税/世界文化社)が発売されました。
じつは青木さんは新刊発売のたび、長年の盟友・ゲッターズ飯田さんと一緒に「出版記念イベント2人会」を開催しています。
今回も約500席のチケットは毎回即日完売。入手困難な人気ライブ、いったいどんな内容なの……? 特別にそのダイジェストをお伝えします!
5年前、がんになった青木さんが考えたこと、始めたこと。この本は「反省」でできている
冒頭、ひとりで登場した青木さやかさんが、「ちょっと真面目な話をしますね」とトークをスタートしました。
「今から5年前に肺がんがみつかり、同じ時期に母親が亡くなりました。いろいろなことが重なり、私はいままでの人生を振り返ってみたんです。がんという言葉は私にとってインパクトが強く、ちょっとだけ死を感じた瞬間でもありました。そのとき過去を反省して、あの人に謝りたいな、あんな意地悪を言ってしまったけどそれはこっちの都合だったな、などと考えました。でも謝罪には賞味期限があり、10年前すいませんでしたと言われても向こうも困ってしまいます。私は申し訳ないなと思った人に謝るのではなく、これからの生き方を改めようと思いました。それが5年前のことです」
今回の書籍、『青木さやかの反省道』は、青木さんにとって5年前からたどった道そのものだそう。
「道ですので、やることを決めました。書籍にも書きましたが、嘘つかない、悪口言わない、顔つき(柔和に)、態度(優しく)、言葉づかい(丁寧)、約束を守る、感情を出さない(怒りなど)、不貞腐れない。最初は難しいなと思っていましたが、3年たつとすらすら言えるようになり、5年たつとひっかかったなと反省がすぐできるようになりました。石の上に3年とはよく言ったものだと思いました。この『反省道』はそんな話です」
なのですが、今回は恋愛の話がページの大きな割合を占めています、と続けます。
「私、40代、恋愛をしていまして。それはそれは好きな人がいて、これが最後の恋愛だと思っていたけれど、2年ほど仲よくしたある日に私が告白めいたことをしたところ、彼が私に言いました。『女性としては見られない』。殺してやろうかなあと思いました(会場爆笑)。でも、殺さなかったからいまこうして皆さまの前にいることができてよかったなと思います(再爆笑)」
私はだれと付き合ってもだいたいうまくいかない人生を送ってきましたので、それを書かせていただきましたと続ける青木さんに、また会場大爆笑。ちなみにまで実際に書籍を読んでみますと、確かに、芸能人がここまで書いていいのです?と驚くほど詳細に恋愛模様が描かれています。
あたかも目の前で青木さんがときに笑いながら、ときに泣きながら語っているかのような、青木さん一流のリアルを極めた筆致。途中から気持ちがシンクロして、一緒に泣いてしまうような……。
20年の盟友・ゲッターズ飯田さんが語る青木さん。「包み隠さず書きすぎた」
ここでゲッターズ飯田さんが登場。「出会ってから20年以上、お互い売れていないときから一緒にいます。ぼくが占って大化けした中では青木さんがいちばん早い」と飯田さん。青木さんが結婚してから離婚するまでの過程もずっと見守っていたという飯田さんは、青木さんの既刊作品の中では『母』がいちばんの名作だと思うと続けます。
「お母さんとあまりいい関係ではなかった青木さんが、それをちゃんと文章にして表現しています。言いにくいこともはっきり書いています。すごくいい文章だし、全部読んだあとにいちばん最初に戻るとものすごく感動します。ぼくは『毒親』という言葉が出てくる前から、占いで母親に関する相談を受けていましたが、お母さんとはどういう存在なのかいうことを考えさせられます」
一方で、今回の新刊については「普通の人なら隠したいと思うことを包み隠さず書きすぎるのもどうかと思いますよ」と青木さんに苦言も。対して青木さんは……?
「え、性的な行為の話ですか? 私、20代のときバラエティで冗談半分で『運動神経がよくないからセックスが苦手なんですよ』って言ったら、ある真面目な……〇〇〇の同好会に誘われたんです(会場エーっという声)。あの内容、やっぱり書かないほうがよかったですか? まる1章も書いてしまいましたが」
……いったいどんな内容の同好会?? 詳しくは新刊をご覧ください。
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