「ここで脱ぐの?」イケメン部下への欲に負けた勝ち組女性。1部屋8万円の高級サロンで、なんと…【エリート銀行員たちの不倫事情】前編
メガバンクの営業店で課長として働く、桜さん(仮名・40歳)は、東京で息子と二人暮らし。「東京での生活に疲れたと」いう夫は単身赴任で地方を転々としています。
「東京での生活に疲れたというのも分かるんです。質の高いサービスを提供してくれるお店はたくさんあるのに、自分は享受することができない。人生の敗者になったような気がするんですよ。良い大学を出て良い会社に入るまでは、おいしい思いをしていたから、余計にそう思うんでしょうね」
ワンオペで育てた息子は小学四年生になり、大なり小なりの悩みはあれど、やっとのことで生活が落ち着いてきた。そんな時期に彼女さんは同じ銀行内の部下から、ある誘いを受けました。
「あの時はまさか、20歳近くも年下の男の子と関係を持つとは思いもしませんでした」
不倫の幕開け。年下の部下と……
桜さんの部下である海斗さん(仮名・23歳)。慶應のテニスサークル出身の、爽やかイケメンの彼は、新規営業先を開拓していました。
「銀行の新人は営業成績を上げることが難しいんです。良い取引先は、先輩たちが担当してしまうので」
結局、銀行員で数字を稼げることができるのは運でも実力でもない。「数字をあげてくれる取引先を持っているかどうか」それだけとのことなのです。今の若い子には珍しいほどのガッツがある海斗さんはそんな状況に納得がいかず、新しい取引先を見つけてきました。
「ただし、それはスパホテル業界。銀行的には、融資を渋る先なんです」
銀行では反社会的勢力と少しでも関わりがありそうな業界とは、積極的に取引をしたがりません。しかし、彼の熱意に押されて、桜さんは一度検討してみることにしました。そこには彼の熱意以外にも、理由がありました。
「海斗さんが持ってきた新規先は、都内でも有名な高級マッサージサロンだったんです」
他の店舗でも1時間2万円を超えるコースがメインの、高級マッサージサロン。その中でも彼は、1部屋チャージするのに8万円を超えるという都内一等地の店舗に、無料で招待してもらえるとのことでした。
「『課長!一緒に行きませんか?』って提示された日は、ちょうど息子が部活の合宿だったんです」
これは仕事なんだ、彼と夜を過ごすからうきうきしている訳じゃない。そう言い聞かせながら、週末の夜に、高級住宅街にそびえる店舗へ向かいました。
アジアンリゾートのような豪華な外見に、桜さんの胸は高まります。スタッフによれば「お連れ様」は、先に中に入っているとのこと。
しかし個室の扉を開けた瞬間、彼女は開いた口がふさがりませんでした。
▶高級マッサージサロンの店内は?