純な片思いが「不倫」に堕ちて…。歪んだ愛で交わる彼と私は【エリート銀行員たちの不倫事情】前編
二人でデート、迎える急展開
カナデさんと待ち合わせた店は、恵比寿と代官山の中間にある和食屋でした。広い陽気な雰囲気の店のカウンター席でビールを飲んでいる彼を見て、ミサさんは安心しました。肩肘をはらずに済みそうだったからです。彼の隣に座ると『急に誘ったから、気取った店じゃない方が良いと思って。本当はもっと良い店に連れて行きたかったんだけど……』と言われました。
「こういうさりげない気遣いが、昔からできる人でした。この人のこういうところが好きだったな、と思い出しました」
かつて彼女は彼に淡い恋心を抱いていました。しかし自分よりも8つ年上の既婚のエリートに、彼女は打つ手がありませんでした。
「彼は昔からとてもモテたんです。何人かの女性との噂も聞いたことがありました。Excelで今まで寝た女の人の点数表をつけている、と聞いたことも。私も遊ばれるだろうな、と思って必要以上には近づかないようにしていたんです」
自分も既婚者になったことから、やっと関係性が対等になれた。そう思って誘いを受けたのでした。美味しい魚料理に舌鼓を打っていると、彼が嬉しそうに目を細めてミサさんを見つめていることに気が付きました。
「どうしたんですか?」と聞くと『やっと一緒に来られたことが嬉しくて、つい』と返されます。「そんなことないでしょう。カナデさん、モテてたじゃないですか。早々に結婚して子供もいるし」とお酒が入っていたこともあり軽口を叩くと、彼はじっと目をみつめてきました。『俺がずっと好きだったのは、ミサさんだけだよ』と。
信じられないと彼女が首を振ると、彼は『証拠があるから、俺の家に行こう』と言います。「家族がいるんじゃないの?」と訪ねると『今は春休みで、妻の実家に帰っているから』と返されました。
「ここで着いて行くと、取り返しのつかないことになることは分かっていました。でも、彼の魅力に抗うことができませんでした」
店の外に出て、中目黒にあるカナデさんの家にタクシーで向かうことになりました。
そこで驚くべきものを見ることになるのです。
次のページへ▶▶「かつての上司に、歪んだ愛を向けられて……十数年越しの片思いの末路」に続く
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