秋の不調には「白い食材」を。「3STEPでできる」料理が苦手な薬膳専門家が教える「ズボラさん向け」ヘルシーレシピ
のどの乾燥や咳におすすめ。トースターでできる梨を使ったうるおい薬膳レシピ
秋の食材である梨を使ったレシピを紹介します。梨は体を冷やす作用がありますが、焼くことにより冷やす作用がやわらぎます。温かい梨の上にかけたシナモンとはちみつは香ばしい香りと甘味を感じさせてくれます。
準備するもの:梨・シナモン・はちみつ
作り方:
- 梨は皮をむいて、1~2mmの厚さに切ります。
- 耐熱容器に、切った梨を重ねていきます。1段目が終わったらはちみつをかけます。
- 並べ終わったらはちみつとシナモンをかけます。
- トースターで7~10分ほど焼きます。
今回のレシピで利用した食材には、次のような効果があります。
梨:のどの渇きをうるおし、熱を下げる効果があるので、喉の炎症にも向いています。
シナモン:体を温める効果があります。体の冷えが気になる方におすすめです。
はちみつ:体を潤す作用があります。咳や皮膚の乾燥、便秘の方にも向いています。
秋におすすめの白い食材と控えたほうがいい食材
乾燥から体を守るためには、白い食材がおすすめです。
白い食材には次のようなものがあります。
・白きくらげ
・百合根
・白ごま
・山いも
もちろん梨も含まれています。秋に不調があらわれやすい方は、毎日の食事に白い食材を摂り入れていきましょう。
※控えたほうがいい食材
辛味の強い食材をとると、さらに乾燥が悪化します。唐辛子・生姜・こしょうなどは控えめにしましょう。
いかがでしたか? 忙しくても疲れていてもできるズボラ薬膳レシピで、体調をととのえて、秋を元気に乗り切りましょうね。
取材・文/多田有紀
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