「発達障害だから、できない」ことってあるの? 子供への目線が変わった出来事とは(後編)
保護者達が「大丈夫よ~!」と子どもをあやしているなか、なぜか長女がのっしのっしとスタッフさんの前に現れて「おじちゃんは〇〇って言葉、知ってるの!?」 と突撃質問。 どうやら収録中もエッチな言葉が気になっていたらしい。
このゲリラ攻撃にひるんだのか(!? )、急に甲高い声をだすコワモテ男性スタッフさん。
「僕は3ちゃいだからわからないんだ~」
「うちの弟と同じ年なの!?絶対ウソだよー!」
思いがけない大ボケに、ゲラゲラ爆笑する長女ちゃん。 この掛け合いで一気に和やかな雰囲気になりました。
それからトントン拍子に…… というわけではなかったけれど、長女がその場の空気を変えたことに私は感心しました。
初めての場所で初対面の人達と協力しながら、ひとつのものをつくりあげることってすごく大変だと思うんです。
スタッフさんが優しくて子どもの扱いが上手だったからいいけど、一歩間違えればさらに悪い空気になる可能性だってある。
だからこそ、私は長女が自分のスタイルを貫いて、なんとか山を越えたことが嬉しかったのです。
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