「シンママの婚活課題」は本人や子どもの気持ちでもなく、「デートする時間」【体験談】
娘の「ママも恋していいんだよ」で生き方を見つめ直した
ある日、仕事から帰宅したDさんは小学2年生になった娘から突然、「ママ、いつも楽しい?」と聞かれました。不思議に思い、「どうしてそんなことを聞くの?」とたずねると、娘さんは「だって、いつも疲れたとか、なんか楽しいことないかなとか言ってるから。大好きなママには、いっぱい笑っててほしいなあ」と泣き出しました。
「たしかにそうだったなと反省しましたね。娘を幸せにするんだと意気込んでは無理をして、自分のことをないがしろにしていました。子どもって、親が思う以上に親のことをよく見ているんですね」
心配かけてごめん。優しくしてくれてありがとう。ママも、もっと笑えるように楽しいことみつけをするね。そう答えると、娘は「うん!あ、ママも恋していいんだよ」とケラケラ笑いました」。その言葉を聞いたDさんはなんだか、許されたような気持ちになりました。
「実は実母が男にだらしなかったので、私は絶対に同じようにならない、母親は恋をしちゃいけないという気持ちが自分の中にあったんです。娘の幸せを最優先にしたかったのは本心だけど、恋愛から遠のいた理由は、それだけじゃなかったのかも……と気づかされました」
自分でも知らなかった気持ちを見つけたDさんはもう一度、誰かと生きる未来を夢見て、その夜、マッチングアプリをダウンロードしました。
>>婚活用アプリに挑戦
スポンサーリンク