東大の中でもズバ抜けていた「筑波大学附属小学校」出身者。子ども時代に見せた天才の片りんとは

東大生の中でも他を圧倒する「筑波大学附属小学校」出身者。天才たちの過去

まず、一次選考が抽選だ。運が悪いと試験を受けることもできない。

 

二次試験では、①図形などを扱うペーパーテスト、②紙や紐、のりなどを使った集団テスト、③クマ歩きと呼ばれるU字型のコースを進む運動テストが行われるらしい。

 

そこで良い成績を残しても、三次選考でまた抽選がある。

 

ぼくの友人は運と実力を兼ね備えて、筑波大学附属小学校に入学した。当時の試験の様子を今でも覚えているという。

 

まず②のテストでは、周囲の子供より圧倒的に早く完成させたそうだ。そのとき思ったことは「加点だな」。当時からそういう概念と言葉を習得していたことが彼っぽい。

 

さらに③のテストでも周囲を凌駕した。そのときの感想がやはり「加点だな」だった。

 

6歳で周囲の状況を見て「加点だな」と思える。天才は子供の頃から天才なのだ。

 

筑波大附属小学校の児童は全員が系列の中学校に進学するわけではない。多少の出入りがある。

 

高校から筑附に入った別の友人は、小学4年生のときに日本にやってきて、日本語を完全に解するようになった中学生の頃には、「日本人頭悪いな」と思っていたらしい。それくらい同級生と差を感じながら、高校受験をして難関の筑波大附属高校に入り、東京大学に入学した。

 

程度の差こそあれ、他を圧倒するほど賢い人間が東京大学に入る。そのことや彼らの仕事の能力は間違いなく世間一般に過小評価されている。

 

 

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