
「産んでよかったとはまだ思えない」「死んだらいいのに、と思ったことも」でも、いつかは「産んでよかった」という日が来ると信じたい【子どもの反抗期 体験談】
先生と相談しながら、後悔のない選択をしたい…
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—-息子さんの小中学校の学校生活について、どのように感じていましたか?
いい先生に出会えるといいのですが、小学校の特別支援級の件から、学校や先生が言うことが全部正しいとは限らないと感じました。やはり自分の子どもなので、先生と相談しながら息子の意見を聞き、私自身もよく考えて決めた方が、後悔しない選択ができると思います。
—-Nさんが感じる相談しやすい先生とそうでない先生との間には、どのような違いがあったのでしょうか?
息子の特性に向き合い、トラブルがあった時に頭ごなしに怒らないで理由を聞いてくれるところですね。小学校で2人心に残っている先生がいます。1人は、50代のベテラン先生で、息子ができないところを認めてできるように考えてくれて、あまり怒られなかった。2人目は若い先生で、一生懸命子どもを守ってくれました。息子がトラブルを起こすと、相手と息子の言い分も聞いてくれて、その経過を相手の親御さんにも説明してくださり、一緒に謝りに行ってくれることもありました。ほかの先生は、息子が何を言っても聞かず、怒る、適当な対応をされる、もう仕方ないのかな、と諦めていました。
◆学校のシステム
子どもたちが安心して学べる環境を整えるために、小・中学校等での特別支援教育では、「特別支援学級などを担当する教員の専門性の向上」が喫緊の課題とされています(※4)。しかし、この取り組みには地域差があり、現場では教員個々の理解や努力に依存しているのが現状です。また、2021年の義務教育標準法改正により、小学校1クラスの定員が35人以下に引き下げられものの、依然として教員にかかる負担の大きさが課題とされています。根本的には教員の不足が大きな問題として挙げられています。このような中で、Nさんのように多くの親子が、子どもの特性に合った学びの場を求めて、迷いや葛藤を抱えている姿が思い浮かびました。
※4 出典: 山中ともえ「特別支援学級及び通級指導教室を担当する教員のサポート」全日本特別支援教育研究連盟.日本発達障害連盟 編.発達障害白書 2025年版.P89 2024
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