「こだわりの強さ」ゆえに爆発する探究心。発達障害児の我が子の、可能性を感じた日
こんにちは、ライターの岡本ハナです。
私の長女は、ADHDと強迫性障害を併せ持つ、いわゆる発達障害児ちゃんです。
今回は、発達障害独特の「こだわりの強さ」についてです。
前編「発達障害の『こだわりの強さ』にどう対処する? 『ひとつのことが頭から離れない』のは本当に短所なのか」に続く後編です。
触って、嗅いで、食べる!探求心が満たされた瞬間
毎日の音読の宿題で「ふきのとう」を思い出しては気になって仕方がない長女。
「これはもう実物を見せるしかない!」とパパに相談すると、なんと野菜の卸業者からふきのとうを取り寄せてくれたのです。
さっそく長女に渡してみると、「へ~…」と塩対応。それでも、手で触って、匂いを嗅いで……結果、なぜか無言。でもその翌日、「学校に持って行っていい? みんなに見せたい」と、大切そうにランドセルに入れて登校しました。
クラスでは、ふきのとうをみんなで回して観察したそうで、先生からお礼のお手紙までいただきました。どうやら先生も含め、クラスの誰も実物を見たことがなかったようで、授業中にも話題になっていたとのこと。
さらに先生からは、
「お恥ずかしながら、私もふきのとうを実際に見たことがなく、大変勉強になりました。さしつかえなければ、ひとつ頂いてもよろしいでしょうか? 一度食べてみたいと思っていました」
というユニークで素敵な一文をいただきました。
「気になることが頭から離れない」のは短所とは言い切れない 次ページ
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