「たしかに娘は聞き分けが悪いから…」発達障害の娘、友達とのトラブルを受けて思うこと
こんにちは、ライター・岡本ハナです。私の長女は、ADHDと強迫性障害を併せ持つ、いわゆる発達障害児ちゃん。
令和の時代に性差の話を持ち出すのはナンセンスかもしれませんが、我が家の長女は「女の子にしては問題行動が多い方」だと思います。子どもの話をしていると、「女の子だからおとなしくていいよね」なんて言われることもありますが、とんでもない!
実際、怪我をして帰ってきたこともあります。怪我をするということは被害者側ではあるのですが、その理由がもしかすると「発達障害の特徴」によるものかもしれない……そんな風に思うこともあります。
今回は、そんなお話しをします。後編です。
<<本記事の前編:「被害者だと思ってた。でも加害者かもしれない」障害児を育てる母の、揺れる心
本当に被害者側でよかったのか?親としての葛藤
その話を聞いたとき、私は何とも言えない気持ちになりました。子ども同士のトラブルでは、どうしても「手をあげた方が悪い」という構図になりがちです。今回は長女が“被害者”として扱われましたが、私は男の子の気持ちにも、どこか共感してしまう部分があったのです。
というのも、私自身、長女がどうしても聞き分けないとき、「もう、いい加減にして!」と感情が爆発しそうになることがあります。もちろん手をあげるわけにはいかない。でも、心の中では「これが“はらわたが煮えくり返る”ってことなんだろうな」と思いながら、どうにか気持ちを押し殺し、やり過ごしています。時には感情を処理しきれず、物にあたってしまうこともありますが……。
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