「今年もこのメイクでいいのかな?」と思ったら、まずはブラシ3本変えてみて!
新しい年を迎えると「去年とは、ちょっと違うことがしたい」なんて思いませんか?かくいう私も、毎年、お正月を過ぎた頃から毎日のルーティンを少しだけ変えるのが大好きです。
「時短メイクでも、ルーティンを変えて新しい気分を楽しみたい」と思っていらっしゃる40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。
アラフォーくらいからは、時短で美しいメイクを完成させるならば、“ブラシ使い”も大きなポイント。
今回は、40代のメイクルーティンを時短のままアップデートしてくれるブラシ選びのお話です。
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1:指伸ばし派も、コンシーラーに「やや硬めブラシ」を1本用意
アラフォー肌のくすみやシミをフォローしてくれるのに欠かせないコンシーラーは、薄く均一に伸ばすのが美しく仕上げる最大のコツ。
だからこそ、アラフォーからのコンシーラーは、指よりブラシのほうが仕上がりに落ち着きが出ます。
狙った箇所を均一にカバーしていくには、ブラシが平べったい形になっているコンシーラーブラシがやっぱり便利なのですが、それだと大きすぎる場合にはリップブラシの代用でも。
ただし、どちらのブラシを使う場合にも柔らかすぎる毛質は、塗った箇所がべたっとした仕上がりに見えやすいので、少々の硬さがあって毛並みが良いブラシが使いやすいです。
40代のコンシーラー使いは、隠したい目元のクマや頬のシミに的確にアプローチでき、かつ自然にカバーできているかが最大のポイント。時短メイクでも相性のいいブラシさえ味方につけられれば、かなり手軽にメイクを終えられます。
私は、最近になって廃盤となっているシャネルのブラシを相変わらず愛用中。新しいデュオタイプも手元にあるのですが、結局こちらに戻ってきているところです。
2:眉は「これだ」と思えるブラシが1人ずつ違う
毎日のブロウメイクを、時短かつ一定のデザインで仕上げるためには「この1本」と言えるブラシに出会えるかがカギです。
時短で仕上げるには、長さのあるブラシのほうが扱いやすく、左右のバランスを整えやすいので、パレットに付属のブラシよりも、断然に長めのブラシです。
斜めカットの長めのブラシは多くのメーカーから出揃っていますが「この1本」を見つけるためには、とにかくいろいろ試してみるに尽きます。
肌の調子や使うパウダーによって、最適な毛の硬さやブラシの幅も微妙に異なるので、何本か揃えておくのもアリ。ブラシの幅は、そのまま眉の太さにできるから、お気に入りの1本が見つかると、毎日の眉メイクがアップデートされつつもより時短に。
ちなみに私は、アメリカで買ったプチプラのブラシ(e.l.fの『Small Angled Brush』。確か200〜300円くらいでした)がビンゴすぎました。毛の硬さ、パウダーの付き具合、幅などなにを見ても私の顔とやたらに相性が良く、急いでメイクしても均一な仕上がりになるので、ここ1年以上にわたって愛用中なのです。
「ブラシは、値段じゃない!」を、自分なりに改めて痛感した出来事でもあります。
3:チークはブラシの質で決まる。粉の落ちやすさで選んで
アラフォーからのチークは、わざとらしさが出た時点で「おばさんっぽい!」なんて思われがちだけに、パウダーの落ち具合、付き具合がカギです。
ですので、アラフォーからのチークブラシは、毛が密集しているタイプよりも粉が落ちやすい柔らかいタイプのブラシのほうが、美しいメイクを時短で仕上げやすいと言えます。
チークブラシは、最初にブラシをあてた部分が一番濃く付きやすいため、パウダーを含ませたブラシを一度手の甲などで馴染ませると失敗が少なくなりますが、この“馴染ませる”の工程で余計な粉が落ちやすいブラシ選びが、時短メイクを成功させる最大のコツです。
私は、年季が入りまくったボビーブラウンの『FACE BLENDER BRUSH(フェイスブレンダー ブラシ)』がずっと手放せずにいます。この質感、毛ざわり、他には代え難いほど溺愛しているので、そろそろ新しく同じものに買い換えようと思っているところです。
いつものルーティンを継承しつつもメイクをアップデートするなら、ブラシを変えてみると新鮮な仕上がりに。
優秀なブラシに出会ってさえしまえば、メイクの流行が多少変われども、常に頼りになる存在です。よろしければ、参考になさってみてください。
(※画像はすべて筆者の私物です。)
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