抗がん剤治療は回避。「このままじゃ終われない」と資格取得に挑んだ私の“これからを変える一歩”
次は「認定心理士」へ。私と同じ経験をした人を支えたい
大病を患ったことは、私にとって大きな転機となり、これまでのキャリアを振り返るきっかけにもなりました。さらに、新たなチャレンジとして、昨年度から通信制の大学に入り、心理学を学んでいます。自分を見つめ直し、向き合ういい機会になっています。
体の器官を切除したことで、喪失感を感じましたし、「自己肯定感」も下がりました。心理学の「人間は何歳になっても、自己のアイデンティティを明確にし、崩壊したらまた構築する」という理論を知って、自分に置き換えながら、学習しています。
私は幸い、キャリアを手放さずに済んだけれど、もっと重症の場合は、キャリアが閉ざされてしまう人もいると思います。大病に罹患したからこそ、同じように苦しむ人に寄り添えるはず。大学で取れる「認定心理士」と「キャリアコンサルタント」の資格を生かして、将来的には、私みたいにアイデンティティの崩壊に直面している人の支援をする仕事をしたいと思っています。
<<この記事の前編:52歳、「本当に私が?」がんの告知にパニック。それでも“今からできること”を考え始めた日
【編集部より】
白髪染めをやめた。矯正を始めた。ドライヤーを買い替えた。骨密度検査をした。習字を始めた。寝る前にストレッチを続けている。資格を再取得した。ママ友と温泉旅行に行った。2㎏やせた。子どもとオンライン英会話を続けている。断捨離した。終活してる。離婚を決意した……
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写真はイメージです
この記事は
ヘルスケアライター
野添ちかこ
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