東大生のリアルな恋愛観が判明。「あなたはどうして結婚できないの?」と質問されたらなんと答える?

大学に入って恋愛の重要性に気づく、勉強漬けだった東大生たち

東大にはクラス制度があって、入学してすぐに上のクラスが下のクラスの世話をする。例えば、文Ⅲ-27組の人は、次の年に入学した文Ⅲ-27組の人たちを旅行に連れて行ったり、オリエンテーションをしたり、履修の相談に乗ったりする。

そうやって知り合いになると、キャンパス内で軽く挨拶をするような後輩もいて、LINEを交換し、様々な話を聞くことがある。

 

先日は恋愛相談をされた。

 

「倉田さんお久しぶりです。1年間東大で勉強してきて、自分にとって最も重要なことは何か考えたんです。そして、それが結婚だと気づきました。倉田さんがなぜ結婚できないのか、お教えくださりませんか」

 

丁寧さの中に込められた言葉の暴力性。一周回って可愛い。会って相談に乗ることにした。後日、本郷の喫茶店に着くなり、彼は言った。

 

「ぼくは倉田さんみたいになりたくないんです」

 

なんと答えるべきか迷った。「君は何て失礼なやつなんだ!よそでそんなこと言うなよ」と注意しても意味がない。彼のこのような発言は今後も続くだろうし、ぼくが不快に思っていると誤解されるかもしれない。

 

君はぼくみたいにはなれないよ。そう伝えた。

 

「君はぼくみたいにはなれないよ。ぼくは芸人で、成人男性の平均くらいには女性と食事に出かけてきた。40歳になって結婚していないけれど、別にずっと女性と縁がなかったわけではないんだ。でも、君はこのままだと童貞のまま40歳になるだろう。君とぼくは違うよ」

 

うんともすんとも言わないので、彼がどのように感じたのか分からない。ぼくと彼との違いを理解したのか、それともやっぱり「倉田さんにはなりたくない」と思い続けているのか。

 

▶ぼくが結婚できない理由は

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