東大生が狙う「就職偏差値」が高い会社。第一希望に「エントリーシートが通らなかった」学生の敗因とは?

【80】日本銀行、日本政策投資銀行、ゴールドマンサックス 、JPモルガン・チェース、マッキンゼー&カンパニー、ボストン・コンサルティング、A.T.カーニー、フーリハン・ローキー 、KKRジャパン、BofA証券

 

【79】三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、みずほFG(GCF)、 野村證券(IB・GM)、アクセンチュア(戦略)、アーサーDリトル、PwCストラテジー& M&Aキャピタルパートナーズ、VISA日本、ブラックロック日本

 

【78】電通、住友商事、丸紅、三菱地所、三井不動産、フジテレビジョン、日本テレビ放送網、TBS、テレビ朝日、日本生命(AC)、三菱UFJ銀行(GCIB)、 三井住友銀行(Global)、 SMBC日興証券(NIB)、 三菱UFJモルガンスタンレー(IB)、 大和証券(エキスパート) 、キーエンス、産業革新投資機構、インテグラル、日本マイクロソフト、ブルームバーグ

 

※参照 就活偏差値.com https://corp-ratings.com 2025年6月5日閲覧

 

この辺りの企業の一部は、東大生限定の合同説明会などで名前を見かける。

企業が学生の大学を能力のシグナルとして用いることは合理的な行動である。採用コストには予算があるし、受験に必要な能力や大学での学びの一部が従業員としての能力と相関があると考えられるので、俗に言う「大学フィルター」が用いられる。

 

「学歴と仕事の能力は関係ない」という言説があるか、事実だろうか。

真だとすれば、学歴フィルターを用いて採用活動を行なっている企業は、どこかのタイミングで非効率的だと気づいて、採用方法を変える。また、学歴と仕事の能力の相関がないことを示す客観的なデータが示されたことはない。あくまで、当事者の感覚である。

 

たまたまいた自分より偏差値の高い大学出身の人間がたまたま自分より仕事ができなかっただけで、標本をたくさん集めたわけではない。

サンプルが少ないのに、普遍的事実であるかのように述べるのは迂闊である。

迂闊な人間が社内にいると構成員の労働意欲が減少するので、そういう点で学歴が必要だとわかる。

 

企業は、採用において学歴だけは重要だとは考えていない。だから、早期インターンを募集して観察し、あるいは繰り返し面接を行う。

 

局にもよるが、テレビ局の面接は5回程度行われる。なぜ、そんなに実施するのか不思議だ。学歴フィルターをかけずに、幅広い大学から採用しているのでエントリー数が多いのだろうか。

 

▶東大生のインターン事情

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