特別支援校ではなく敢えて「私立小学校」を選んた。入学からわずか1週間で自閉スペクトラム症の息子に起きた「劇的変化」とは
入学1週間で劇的な成長 専門性がもたらす変化
発達障害児の指導歴がある個別指導幼児教室に3ヵ月通い、受験に挑んだA君。結果は見事、合格。
「ご縁とタイミングが良かったのだと思います。本人も『合格』は嬉しかったようで、入学前から学校の絵を独特なタッチで何枚も描いていました」。
そして入学してまず驚いたのは、「生活面での劇的な伸び」だったそうです。
「『一生できないんじゃないか』と思っていた着替え、服のボタン、靴紐結びまでできるようになって。しかも脱いだ服をちゃんと洗濯かごに入れたり。蝶結びなんて、40代の私ですら苦手なのに……入学してたった1週間でできるようになって、『魔法でもかけられた?』と空恐ろしくなるほどの成長でした」。
小学校には、障害児教育に長年携わってきた専門の先生が多数在籍しており、飽きさせず成長を促すカリキュラムも豊富。
「個人的な見解ですが、老舗の幼児教室に小学校受験ノウハウが詰まっているように、B小学校のようなインクルーシブ教育に特化した専門機関にも、特定の障害のある児童を伸ばすためのノウハウが蓄積されているんだと思います」。
特別支援学校を見学した時の対応にも、不満があったわけではないという広子さん。
「例えば、最近は厳しい教育をしすぎると虐待の疑いを持たれたりしかねないので、特別支援学校はとても優しい言葉遣いをしてくれました。でも自閉スペクトラム症児童の場合、キッパリはっきり注意しないと伝わらない場合もあります。B小学校は、そんな『特性に併せた教育のコツ』今まさに更新され続けている“研究機関”のような面もあるので。過去の卒業生と先生たちのトライ&エラーの知見を試せるだけでも、この学校に入った価値はあったと思います」。
この記事は
ライター
星子
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