「もう一度、触れたい」スピリチュアル妻と科学派夫が、お互いの「信じるもの」を交換してたどり着いた“ふたりの新ルール”
産婦人科での出来事
ふたりで再び訪れたのは、不妊専門のクリニック。最新のホルモン検査、精液検査、卵管造影検査が行われ、医師は淡々と結果を説明しました。そして最後にこう告げたそうです。
「治療は、二人三脚でやっていくものです。可能であれば、無理せず休むこともひとつの選択です。心身のバランスを整えることが、結果につながることもありますよ」
その瞬間、奥さまが手にしていたパワーストーンが、ぽとりと床に落ちました。タクミさんは慌てて拾おうとし、診察台に頭をぶつけてしまったそうです。
「間抜けでしたけど、あの音にふたりとも吹き出してしまって。そのまま泣き笑いになったんです。“まだ笑えるんだね、私たち”って」
診察室を出たあと、奥さまは売店で“チョコビスケット”をふたつ買い、「もしも別居することになったら、毎日これ送りつけてやるからね」と笑ったといいます。
「送料かかるけどいいの?」と返したタクミさん。そのやり取りに、ふたりの笑顔が戻ってきました。
それが、ふたりが再び“夫婦”として向き合い始めた、はじまりでした。
一ヶ月“離れてみた”見えた“妻の祈り”と“僕の性欲”
その後、奥さまは一時的に千葉の実家へ。
「一人暮らしは最初こそ天国。冷凍パスタにビール、深夜ゲーム、AV見放題。けど3日で飽きる。一週間で虚無。また“妻の祈る姿を僕は笑えない”と悟りました。祈りは彼女なりのサバイバル術だったんですね」
性欲は消えない。むしろ孤独によって高まる。タクミさんは毎晩スクワットとプランクで体を追い込み、寝る前には奥さまの写真を見て深呼吸。スマホを伏せると、満たされない熱が胸にこもったといいます。
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家庭関係研究所
山下あつおみ
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