「もう一度、触れたい」スピリチュアル妻と科学派夫が、お互いの「信じるもの」を交換してたどり着いた“ふたりの新ルール”
歩み寄りのため、ふたりが選んだ「二本立てプラン」
ある雨上がりの夕暮れ。一週間ぶりに再会した二人は、それぞれの信じるものを尊重し合うため、次のような「歩み寄りのかたち」を選びました。
タクミさんは、”不妊治療費のシミュレーションアプリ”のグラフを開き、奥さまは、”満月カレンダー”を手に「降参だね」と同時に言ったそうです。そして二人は、お互いの価値観をシェアする“二本立てプラン”を立てました。
・奥さまは医学情報サイトをブックマーク
・タクミさんは浄化風呂用のヒマラヤ岩塩をAmazonで定期購入
その費用は共通口座から。これまで「浪費」と感じていた出費も、「夫婦の投資」に言い換えたのです。
・毎月第一土曜は、不妊治療デイ(検査・医師相談・数字の共有)
・毎月第三水曜は、スピ儀式デイ(浄化風呂+瞑想+ストレッチ)
最初こそ浄化風呂には抵抗感があったというタクミさんですが、ストレッチしながら湯気越しに見える顔に安心感を覚え、普段言いづらかった性感に関するリクエストも自然に口にできたといいます。
「湯船に浸かる前に、“今日の欲望スコア”を10段階で発表しよう」とタクミさんが提案し、奥さまも「じゃあ私も“月の満ち欠けスコア”を重ねるね」と笑ったそうです。
エピローグ “子ども”より“夫婦”が先だったと気づくまで
取材の終盤、再びカフェの窓際でタクミさんは、水滴のついたストローをいじりながら、ゆっくりと言葉を選びました。
「もちろん子どもは欲しいです。でも“授かればすべて解決”じゃない。レスのまま夫婦の関係が冷えたまま、子どもだけ増えても、幸せは続かないと思ったんです」
科学とスピリチュアル、それぞれの“信じる言語”は違う。けれど、互いを否定せず、“通訳”し合う姿勢が夫婦には必要なのではないか……それがタクミさんの到達点でした。
「僕たちの場合、その“通訳”は浄化風呂であり、スプレッドシートでした」
“夫婦の性”は、命を迎える入り口であり、同時に“二人だけの秘密基地”でもある。祈りとデータ。月の満ち欠けとホルモン値。その狭間で揺れながらも、タクミさん夫婦は今夜もベッドに潜り込む。
“宇宙の声”が届くのか、“医療の奇跡”が起きるのか、それはまだ誰にも分からない。
けれど、“あなたに触れたい”という素直な思いを、もう押し殺さずに伝えられるようになった。
湯気越しに笑い合う夜が戻った……。それこそが、ふたりにとって最初の“授かりもの”だったのかもしれません。数年後、この夫婦がどんな形で関係を深めているのか、また再びお話を伺いたいと強く思います。
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編集部より:
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