東大生を魅了する卒業生の話。マッキンゼー出身OBが語る「マッキンゼーには”いない”人材とは」

マッキンゼー出身者が語る。働くメンバーの特徴とは

そのOBは上場企業の役員で事業戦略を担当している。部下はそれなりの数がいて、チームで戦略立案などを行っている。彼らはきっと早慶やMARCH、地方国立といった有名な大学を卒業しているだろう。

 

だが、マッキンゼーのメンバーと比べると「全然違う」らしい。

具体的には、「やる気がないやつ、ダメなやつ、変なやつ」がマッキンゼーにはいない。

 

厳しい競争環境にあって、そういう人間は退職を促される。

そういう人間でなくとも、能力が低ければ会社に残ることができない。能力が低いといっても、対人スキルがあってそれなりのレベルで英語が話せて、東大に入れるくらいの情報処理能力や記憶力がある。それでも会社が求める結果を出せない。そのような環境ではやる気がない人間や協調性のない独善的な人間は排除されるだろう。

 

だから、会社に残ったメンバーはみな優秀で、必然的に「ドリームチーム」が形成される。それがまた従業員の動機づけを向上させるのだ。

 

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