万博を満喫した東大生の結論。「当日予約できるなら、一番おすすめしたいパビリオンは?」
北欧
全体的にスタイリッシュな展示で、中央の空間は情報という観点では何を伝えたいか分からない部分もあったという。
ただ、次の空間では、自国の取り組みではなく主に哲学が示され、「家具を作る上でこういうことを考えています」「ジェンダーではこう考えています」「街の設計ではバリアフリーについてこうしています」などと示される。
事例の紹介がたくさんあるが、必ず思想やデザイン哲学が先に説明され、その分共感できたそうだ。
4つの国が合同で実施しているが、「自分の国はこんな感じですよ!」といった展示ではない。
友人は、「伝統も好きだが、どうしてこういうもの作るんだろうという思想が見えて面白かった。人が覚えられるのは情報ではなく、感情なので、それが湧き上がるのが北欧の展示だった。」と言っていた。
万博では、国ごとに展示の方向性が異なる。どうしてその方向性にしたのか、一緒に来場した人と話し合うと学びがあるように思う。だから、たくさんの国の展示を見てほしい。
思うに、ブランド価値を高めようとしている国と認知を高めようとしている国の2種類がある。
北欧はある程度日本国内での認知があるため、ブランド価値を高める方向で考えていて、アラブ系の国は、日本人が知らない、あるいは区別していない国が多いため、情報伝達を優先したのかもしれない。
合流した友人とそんなことを話し合っていると、ぼくも当選したパビリオンに向かう時間となった。日本館に当選していたのである。パビリオンの中に何があるのか全く知らないため、気持ちが高揚することはない。この時点では「暑いな、遠いな」という感情が脳の7割くらいを占めていた。
一方で、日本館から出たときの満足感ははるばる東京から大阪にやってくる労苦を吹き飛ばすものだった。
これは日本館を訪れた他の東大生も同じ気持ちだったようだ。
▶でも一番おすすめしたいのは
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