東大生が東大に入って悩むこと第1位は?「成績は学校で1番が当たり前」だった日比谷高校出身者も例外ではない

日比谷高校出身者だって、東大では「自らの凡庸さ」に悩む

東大に入ってから、友人たちがどのような子供時代を過ごし、小学校や中学校ではどのような児童・生徒だったのか聞くことがある。東大生の多くが中高一貫校出身だが、稀に高校受験を経て、東大に入った学生もいる。

例えば、日比谷高校出身者だ。神奈川県出身で受験とは無縁の世界にいた筆者は、東大に入って出会うまで、日比谷高校を知らなかった。

公立の高校の中では中高一貫男子校の筑波大附属駒場を除いて間違いなく最も賢い生徒が集まる。英語に力を入れ、教師の推奨もあって、東大への現役合格率は20%を超える。

彼らに中学のときの成績がどうだったか聞くと、「学校で1番だった」と答える。

自分の学校で成績が最も良い生徒は誰だったのだろうか。間違いなく筆者ではなかった。勉強の習慣がなかったし、塾にも行っていなかったので高い評価を得ることはなかったのだ。

自分も頑張っていたら日比谷に入れただろうか。

 

しかし、そんな日比谷出身の東大生でも、東大に入ると自らの凡庸さに悩むようだ。東大には毎年3000人の学生が入学する。

 

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