東大生が東大に入って悩むこと第1位は?「成績は学校で1番が当たり前」だった日比谷高校出身者も例外ではない
高校時代から研究成果を認められている者、大学1年生であるのに丸紅に就職する者、団体を立ち上げ行政や企業と連携して規模を拡大する者、司法試験に合格してから東大に入る者、誰が見てもまごうことなき天才、そして芸人。様々な学生がいる。
そのような環境の中では、ほとんどの東大生が輝かない。自らの凡庸さに気づき、幻滅し、苦しむ。
幸いにも好きな学問分野を見つけてのめり込み、大学院に進んでその道を極めれば、再び輝くことができるかもしれない。しかし、理系では可能なそのような人生も文系では難しい。文学部や経済学部の多くの学生が3年になると授業を欠席し、そもそも履修を減らし、就職活動に励む。
何のために大学に入ったのか分からなくなる者もいるだろう。
そして、その鬱憤を就活市場やコンサルに向けるのだ。
「就活が早すぎる」とか「選考が多すぎる」とか「優秀な学生がコンサルばかりに行くのは良くない」とか「そもそもコンサルなんて何も生産していない」などと言う。多くの学生が言うので、それは正しいのかもしれない。
選考の過程で不採用通知を受け取り、自尊心が傷つけられると、さらに自分の凡庸さを自覚する。東大入試をパスできるほどの記憶力と論理的思考力と情報処理能力があって、ほどほどの対人スキルがあれば、ほぼすべての日本の会社で高い能力を発揮できると思うが、就活では早慶の学生などと争って負けてしまうようである。
不思議だ。
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