あの平凡な東大生が!?インカレサークルで他大生からなぜか「カリスマ扱い」されるその理由とは

他大生からカリスマ扱いされる東大生。その素顔は

夏休みを利用して、化学系サークルの合宿に参加した。そのサークルでは、化学の力で町おこしをしようとしていて、合宿に集まったサークル内外の学生が3泊4日で町おこしのプランを練り、発表する。

合宿の運営は東大の4年生が行うが、サークルには学生であれば誰でも参加できるいわゆる“インカレサークル”である。メンバーはほとんど私立の学生だ。筆者はこの化学サークルのメンバーではないが、縁あって合宿に参加したのだった。

代表を務めるAくんはサークルの1,2年生からカリスマのように扱われていた。

「Aさんはカリスマ」「Aさんはすごい」とみな口を揃えて言うのだった。

筆者が「どういうところがすごいの?」と聞いても、みな説明できないので彼の凄さは分からない。むしろ、自分がこれまでに出会った東大生と比べると、ミスの多い学生であった。

 

合宿の3ヶ月ほど前、合宿が行われる群馬県の町で花火大会があり、化学サークルで模擬店を出すことになった。その案内が合宿のLINEグループに流れてきたが、この日付が1ヶ月前のものであった。過去のイベントを告知するわけがないので、誤りであることはすぐに分かったが、訂正はない。

実は、この1週間前にメールで届いたGoogleフォームの提出を行い、LINEの IDを入力していた。だからLINEグループに招待されたわけだが、なぜかAくんからフォームの提出後に「フォームに入力をお願いします」というLINEが来た。

Aくんが筆者にLINEを送ることができたのは、事前にフォームに入力をしたからである。

そのうえで、フォームへの入力を促すのは不思議である。でも、まあそういうこともあるだろう。放っておくことにした。

そこにきて、告知の日付の誤りである。Aくんは確認不足が多い人間かもしれない。嫌な予感がした。

 

▶彼がカリスマでいられる理由

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